ただ、その後コロナの影響でリモート収録などが増えたため、バラエティ番組での本格的な「お披露目期間」はこれからと言える。
>>「おもしろ荘」優勝のエイトブリッジ、ブレーク可能性は?<<
エイトブリッジは「おもしろ荘」以前は無名の芸人で、ネット番組でかろうじて見る程度だった。所属事務所はくりぃむしちゅーと同じナチュラルエイト。ボケの別府ともひこは有田哲平の運転手、ツッコミの篠栗たかしは上田晋也の運転手をしており、いわばくりぃむお抱えのコンビと言える。
このコンビの売りは、何と言っても別府の度を越えた天然ボケぶりだ。有田の車を運転中「右に曲がって」と言われると左に曲がる、九九やひらがなを間違えるといったエピソードがある。さらに、23日放送の『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)では、「パンを食べると呼吸を忘れる」話が披露されたことも。
ANZEN漫才のみやぞんや、フワちゃんなどナチュラルな「天然ボケ系芸人」の系譜に位置づけられそうだ。ただ、ネット上では「もう、この手のキャラ何番煎じかって気がする」「これ一本で行くのは厳しいよな」といった声が聞かれる。
確かに別府の天然ボケぶりは、くりぃむしちゅーのネット番組などでは、話題になっていたが、それが賞味期限の短い全国区のバラエティ番組で、どこまで生き残れるかは疑問符が付く。
やはり、『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)、『THE MANZAI』(フジテレビ系)を始めとするネタ番組で、実力派芸人としてしっかりと結果を残す必要があると言えるかもしれない。