きっかけとなったのは、岡野が1日午前3時頃に投稿したツイート。「さっきまで何人かでLINEのグループビデオ通話みたいなのやっていたのだが、何故か僕だけ抜けれなくなった。他の画面にしても、ずっと向こうの世界の僕が見てくる。これを打っている今も」とつづりつつ、スマホのスクリーンショットを投稿。そこにはツイッターの投稿画面が写されていたが、文字盤の部分にはLINEの通話画面に取り残された岡野の姿が写っており、悲痛な表情を浮かべていた。
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ほかの人が通話終了したにも関わらず、岡野だけ通話画面の中に取り残されてしまったようで、岡野はこの状況を利用して「とりあえず『た』『す』『け』『て』と言ってみたが抜けられない」「『ここから出して下さいよー。おねげえしますよ~』て言ってみた」と画面に映り続ける自身と格闘する様子を実況。一時は「リモート社会の弊害って、ニュースか何かで見たけど、こんな事言ってなかったよ!」「これツイートしてるのは僕なの?それとも僕なの?」などとパニックになっている様子だったが、「電源を落とす」などのアドバイスについては「おい!何言ってんだ!怖いぞ!消えるかもしれないんだぞ!下手したら両方の自分が!あんた達は一回もLINEに閉じ込められた事ないからそんな事言えるんだ!謝れよ!おい!」と激高。その後、朝になるにつれ起床してきたと思われる周囲の人々のアドバイスに従い、スクリーンショットで画面の岡野自身を増やしたり、鏡合わせなどをしていたが、一向に脱出できないというネタは昼まで続いた。
また、途中岡野が所属する人力舎の公式ツイッターが「岡野が閉じ込められてしまってます…どうしましょう。。。」とツイート。さらに、LINEの公式ツイッターも「こ、これは一体どのような状況でしょうか……」と反応したり、GalaxyMobileJapan公式ツイッターも「(Galaxyかな…??)」と乗っかるなどしていたが、11時半過ぎに岡野は脱出に成功(?)。「今回の件で強く思った事は、やはり人がいてこそのグループ通話だという事。人間一人では何も出来ません。皆様、他人を大切に。ありがとうございました!」と美談のように結んでいた。
この岡野の一連のツイートにネットからは、「めっちゃ笑った」「新しい形の実況中継だなあ」「この実況は天才としか思えない」という声が集まっていた。
また、LINE公式ツイッターによると、解決方法は「Androidの場合、他の画面に移動してもビデオ通話が続けられるので、通話終了ボタンを押すか、充電が朽ち果てるまで画面が追いかけてくる仕様となっております」とのこと。深夜から朝にかけて行われた異例の実況。多くの人を楽しませたようだった。
記事内の引用について
岡野陽一公式ツイッターより https://twitter.com/kyoshouokano
人力舎公式ツイッターより https://twitter.com/jinrikisha_PR
LINE公式ツイッターより https://twitter.com/LINEjp_official
Galaxy Mobile Japan公式ツイッターより https://twitter.com/GalaxyMobileJP