そんな中、時間が空いたため、様々なことに手を出している芸人は多い。その様子をSNSにアップし、フォロワーを喜ばせているのだ。家電芸人でもある劇団ひとりは、3Dプリンターを購入。バイクのエンブレム、マスク、iPhoneケース、さらには自身の銅像などを作り上げた。時にはフォロワーに教えを請い、その完成品をTwitter上にアップ。称賛が集まっている。
千原兄弟・千原ジュニアは、工具置き、モンキーレンチなどを粘土で製作。Instagramで公開中である。また、彼が粘土で作った本のタイトルは、昨今のコロナ問題と絡めて、「それは、あのコがマスクを外すトキ」や「終息」といったもの。ウイットに富んだ書籍名のため、コメント欄も大盛り上がりとなっている。
「若手芸人は、コロナ後のことを考えて、いろいろなことに挑戦しています。コロコロチキチキペッパーズ・西野創人は、自身がOfficial髭男dismのボーカル・藤原聡に似ているということから、『100日後にPretender弾けるようになる西野』と題して、ピアノに挑戦中。ニューヨーク・屋敷裕政は、ほぼ毎日、芸人を模写した版画を製作し、Twitter上で完成品と共に動画もアップしています。ちなみに、屋敷は版画だけではなく、西野に感化されて、『100日後に三味線弾けるようになる屋敷』と題して、三味線にもトライしていますね」(芸能ライター)
このほかにも、様々な一芸を身につけようと奮闘している若手芸人は多い。コロナが終息した後は、テレビや劇場で、自粛期間中に「どんなことをしていたのか?」触れる機会もあるだろう。そこで、繰り出す彼らの一芸に注目したい。