別府は2020年正月の『おもしろ荘』(同)に相方の篠栗たかしとコンビで出演して優勝し、その底抜けのおバカキャラで注目を浴びた芸人だが、『ウチのガヤ』でもその本領を発揮した。
この日の『ウチのガヤ』は、「ガヤ芸人不幸ファイル」というタイトルで、様々な不幸にあった芸人を特集。別府の不幸話は「『ウチのガヤ』でお漏らし事件」というもので、今年2月に放送された歌手の倖田來未をゲストに呼んだスペシャル回にて、別府は尿意を催し、本番中にも関わらずトイレへと駆け込んだ。
5分後、トイレから戻ってきた別府だが、彼の股間にはじんわりと水滴の付いた跡があり、本人は「ズボンで手を拭いただけ」と弁明したものの、漏らしていたのは誰の目にも明らかであった。
3月10日の放送では、「別府お漏らし事件」の別府本人を交えての再検証が行われ、「(本番前に水を大量に飲んでいたために)収録開始5分後から我慢できなくなっていた」「相方にカメラを止めるように要請する」「激しい尿意で全く話が入ってこない」と、かなり切羽詰まった状態に。
そして、既に我慢の限界を超えていた別府は、持っていたペットボトルの中に小便を入れ、本番中に処理することを決意。この時、カメラはズボンのチャックを開け、ペットボトルで用を足そうとしている別府の様子を捉えていたのだ。
生理現象は仕方がないにしても、カメラの回っている本番中にペットボトルを使って用を足すのは前代未聞の珍事であり、出し入れに失敗すれば大放送事故になっていた恐れもある。
そのため、スタジオでは別府の行動にドン引きする出演者が多くおり、視聴者側もネットで、「信じられない!」「素直にトイレ行けよ!」「なんでそんな発想になるのかわからない」といった声が相次いでいた。
別府は現在、くりぃむしちゅー有田哲平の運転手も務めており、また上田晋也からも「アイツは本物のバカ」とお墨付きをもらっている。
まさに放送事故一歩手前の大事件であったが、何事もなくてよかったと胸を撫で下ろすしかない。