今年2月、同じ退所会見を行った中居正広と大きく違ったのは、高野隆弁護士が同席したことだ。退所に向けて話し合いをする中で、「弁護士をつけてほしい」と言われたため、手越側も用意。そのため、同席する形となったようだが、会見前、『弁護士が出席する』とリリースが流された時、会場にいた124名の報道陣から驚きの声や戸惑いの声も上がっていたという。
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「高野弁護士は、手越が19日に退所した経緯を語っていましたが、やはり“円満”といっても不自然な点は多いです。弁護士が間に入ったため仕方ない部分はあると思いますが、藤島ジュリー景子社長や、滝沢秀明副社長と退所に向けての話し合いができなかった部分は引っ掛かります。そのあたりは会見後の記者同士の会話でも、疑問を投げ掛ける人がいました。滝沢副社長と不仲ではないと言っていましたが、そのあたりは退所とは関係のない話ですから」(会見を取材した記者)
中居の会見は終始笑いがあり、「彼らしい会見だった」と業界内外問わず絶賛の声が上がった。一方、手越は「ウソをつけない」とした上で、約30分にわたって経緯や今後の夢を説明。質疑応答で投げ掛けられた質問に関しては、包み隠さずハッキリと回答するなど、こちらも手越らしさ溢れる会見となった。
「手越は会見中、事務所、メンバー、ファンに向かってしきりに、“感謝”や“大好き”という言葉を何度も伝えていました。NEWSを脱退してもなお、ツアーTシャツを着たり、ライブDVDを観たり、歌を歌ったりしているそうで、今でもNEWSやジャニーズへの愛は変わらず持ち続けているようです。ただ、中居は退所してもレギュラー番組を継続して出演できていますが、手越は『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)などを降板する形に。局と事務所側で話し合いが持たれたかは不明ですが、手越は『悔しいし悲しい』と口にしていましたね。やはりここでも、中居のような“円満退所”とは言えないのではないか?と疑問が浮かびます。円満ならば、番組は継続して出演できるはずですから」(同上)
今後、手越はTwitterやYouTubeで自身の夢を発表して行くという。彼のYouTubeチャンネルで配信された会見の様子は、現在700万回再生を突破。チャンネル登録者数も50万人を超えている。彼の退所で悲しんでいるファンは多い。手越がどのような形で、またファンを笑顔にして行くのか? 続報が待たれる。