あきら。は5月に「小林吟」名義でユーチューブチャンネルを開設し、6月5日頃から「緩和動画」と称する動画をアップ。コロナ禍以降、整体師として遠隔での施術を行うなどしていたあきら。だが、ユーチューブ上に「再生するだけで腰痛緩和」「再生するだけで足裏の疲労回復」「再生するだけで小顔効果」などとうたった動画を多くアップ。基本的に紙に「腰痛緩和 Low back pain relief AKIRA」などと、もたらされる効果と自身の名前が書かれた紙が動画で映され、無言の状態が10分ほど続く動画になっている。
この一連の動画についてあきら。は16日にアップした「再生するだけで緩和動画の使い方」という動画の中で、段ボールを切り取って「スマホ」と書いたものを掲げ、画面を上にしたり、スマホスタンドを使って、動画を再生しているスマホを顔の正面に当てたり、痛みのある箇所に近づけたり当てたりするようおすすめ。また、「痛いところが痛くなくなったり、重かったところが重くなくなったりしたら、その時にはそのままその後も繰り返し再生していただくことでもっと軽くなるので、また再生してみてください」などと説明していた。
動画のコメント欄には、あきら。のファンなどから、「本当に、ほんとに肩こり、足の痛みが楽になりました」「痛みが緩和されました」「痛みが楽になりました」など、効果を実感したとする声が殺到。一方ネット上からは、「なんでスマホを患部に当てると治るの?」「これはさすがに非現実的すぎる」「再生しても何も変わらない。スマホを通してどういう現象が起こるのか教えてください」といった批判的な声も集まっている。
18日時点であきら。のユーチューブチャンネルは登録者数1000人超で収益化の条件をひとつクリアしている状態。果たしてこの緩和動画は今後も続くのだろうか――。
記事内の引用について
小林吟公式ユーチューブチャンネルより
https://www.youtube.com/channel/UCOuBuDm3XDpow-uN7RysigQ