『逮捕の瞬間!警察24時』(通称『警察24時』)は日本の警察の活動を取材したドキュメンタリー番組で、フジテレビ以外にも類似の番組が多くの民放局で放送されている。この日は「若者にまん延するクスリの最新事情」「カラオケ店を装った闇スロットを摘発!」など、犯罪者と警察との攻防戦を描いていた。
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物議を醸したのは、事件のVTRではなく、合間に挟まれるスタジオパート。フジテレビ版の『警察24時』では、2019年11月の放送回から、お笑い芸人のタカアンドトシ、タレントの岡田結実がスタジオに入り、事件の専門家として元埼玉県警刑事の佐々木成三氏を呼び解説を加えるなど独自の演出を行っている。だが今回、ネットでは「これスタジオパートいらなくね?」「警察24時にお笑いはいらない」「事件のVTRだけ見たい」といった声が相次いだ。また、事件のVTRパートにもタカトシと岡田はワイプで登場し、驚いたり笑ったりといったリアクションを見せたが、こちらも視聴者の間では不評であったようだ。
もう一つ疑問の声があがったのは今回のスタジオ収録の撮影方法。このスタジオ収録はオープニングトークの内容から、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の前後に行われたと思われるが、スタジオでは出演者同士が一定の距離は保っているものの出演者4人が丸いテーブルに座りトークを繰り広げた。ネットでは「ここまでしてスタジオ収録必要か?」「やはりスタジオパートいらないな」といった声が相次いでいた。
なお、2019年11月の時点でタカトシらが「これスタジオパートいらないな!」とやりとりしていた。出演者本人も「場違い感」はなんとなく感じていたようだが、一部では「陰惨な事件も合間合間に入るスタジオパートで一旦リフレッシュできる」「紹介した事件の振り返りがあるのでスタジオは必要」という応援の声もあった。どうやら一長一短といったところか。