本作は2016年に第1シリーズが放送されて以来、2018年に第2シリーズ、2019年に第3シリーズが放送された人気ドラマシリーズの第4弾である。今回の第4シリーズでは女装した家政夫の三田園薫(松岡)が、家政夫見習いの村田光(伊野尾慧)と、新人家政婦の霧島舞(飯豊まりえ)を仲間に迎え、共に派遣先の一家の問題と対峙していく――というストーリーだ。
現在新型コロナウイルスの影響により撮影に遅れが出ており、3話以降のエピソードの放送が延期されている本作は、29日に全編リモート撮影で収録された“特別編”を放送。出演者が顔を合わせず、ビデオ通話アプリで物語が進行した。
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※以下、ネタバレを含む。
特別編では、三田園が柴田明彦(音尾琢真)の家に家政婦として出勤することに。しかし、明彦は妻の真理子(奥菜恵)に出張と嘘をついて不倫相手の吉野美玖(筧美和子)の元へ泊まりに行っていた。ミタゾノは柴田家を訪問するが、自宅にいるはずの真理子はいない。真理子の失踪を疑った三田園は手がかりを探すのだった――。
ラストでは真理子が美玖の自宅のベッドの下に包丁を持って潜んでいることが発覚。さらに真理子は母の知人である警察官・古川(永山たかし)と不倫関係にあることも発覚し、視聴者からは「下手なホラーより怖い!」「美玖の自宅で会社のリモート飲み会に参加してた明彦をずっと見てたわけでしょ?めっちゃ怖い」「W不倫だったってラストにぞっとした!」と絶賛の声が挙がっている。
さらに、今回のエピソードで不倫相手の美玖を演じた筧に注目する声も集まっている。筧演じる美玖は、リモート会議中に明彦に「今夜はいっぱい濃厚接触しようね」「いつ奥さんと別れるの?」とメッセージを送った一方で、不倫が公になったとたんに「あんたみたいな腑抜けジジイなんて好きになるわけない」と自分が異動したい部署へ行くためのハニートラップだったことを暴露した。
視聴者からは「リモート会議中にいかがわしいメッセージ送るときの顔!めっちゃいやな女感出てて好き(笑)」「ただの不倫女かと思えば、自分のために男を利用したゲス女だった!想像の上を行ったな~」「美玖のノリ軽い感じがまさに不倫相手って感じ。筧美和子演技上手くなったな~」という声が集まっている。
「筧美和子といえば『アカリとクズ』(ABCテレビ)、『家売る女の逆襲』(日本テレビ系)など、数々のドラマで不倫相手役を演じています。現在放送延期中の『ギルティ〜この恋は罪ですか?〜』(同)では、新川優愛演じるヒロインの親友・西村若菜役を演じていますが、シングルマザーで何やら隠し事がある様子。今回の不倫相手を演じたことで、ギルティの視聴者からは『ギルティでは不倫された主人公の友達役だったよね?これ見たら何も信じられなくなりそう(笑)』『もしかして西村若菜も誰かと不倫してる?とか疑っちゃう!イメージって怖いわ』という声も挙がっています」(ドラマライター)
“不倫相手役”をこなしてきた筧。今後も筧の女優としての活躍と、『ギルティ~』での演技にも注目したい。