もともとここ数か月、人気ユーチューバーが次々と退所していたUUUMだったが、6月1日、人気ユーチューバーのエミリンをはじめ、ほしのこCH、JULIDY、マリリンの4組が一斉に退所を報告。ユーチューバーファンに衝撃を与える事態となった。退所を報告したユーチューバーは揃って円満退所としているが、一部ネット上からはこの連続退所について、広告収入や企業案件の報酬のうち、マネジメント料として20%引かれてしまうため、高額な報酬を得るユーチューバーにとっては痛手になるのでは、といった指摘が寄せられている。
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そんな中、かつてUUUMに所属していたユーチューバーの「おのだまーしー」は1日に「UUUMを辞める本当の裏の理由」という動画をアップし、その中でユーチューバーの大量退所について、「UUUMのサービスが悪いとかブラックとかマネジメントに問題があるとかではない」としつつ、20%のマネジメント料を問題視。さらに、UUUMのマネージャーもいくつかのチャンネルを掛け持ちしているため、割りが合わないと指摘した。
また、前日にアップしていた動画の中では、今年4月にUUUMを脱退した、当時チャンネル登録者数94万人いたユーチューバー「ハイサイ探偵団」について、「20%取られるせいで、運営が赤字になってしまうっていうことを言っていたので、その辺の20%はやっぱり痛手なのかな」と本人から直接話を聞いたことを告白。さらに、その他のデメリットとして、「自分自身のビジネスができないところが一番のデメリット」と指摘し、動画再生数が上がらなかったため、別のユーチューバーのプロデュースをしようと思い立ち、UUUMに相談したところ、断られてしまったと明かしていた。
マネジメント料やビジネスの自由度が失われることで起こるユーチューバーの大量退所。今後も続くのだろうか――。
記事内の引用について
おのだまーしーユーチューブチャンネルより
https://www.youtube.com/channel/UC1YbZ8wURJDkorr0TDUZc5A