東京ヤクルトは、神宮球場で同じセ・リーグの中日と対戦。18安打、15得点の猛攻を見せている。
初回に2点を先制すると、2回には坂口智隆が「打ったのはカットボール。どんどんアピールしないといけないと思っているので良かったです」と振り返るタイムリーを放つ。4回には、村上宗隆、雄平、山崎晃大朗、西浦直亨のタイムリーで一挙10点。山崎は「チャンスで四球の後だったので積極的に打とうと思っていました。打てて良かったです」と語ると、西浦は「途中出場なのでとにかく集中して打席に入りました」とコメント。
5回には、村上が練習試合初戦で、レフトスタンドにホームランを放ち、ダメ押し。「打ったのはストレート。自分らしく逆方向の本塁打だったので次に繋がる一発になりました」と手応えがあったようだ。
投げては、先発の新外国人イノーアが、5回を62球、6安打打たれたが、7奪三振、1失点と合格の投球内容を披露。「低めにしっかりとコントロールできていた。ゴロアウトと空振りを多く取ることができたのが良かったが、球が浮いてしまうと打たれてしまうので、気をつけていきたい。これからもテンポ良く、野手にとって守りやすい投球をしていきたい」と本人は課題を挙げながら、自身の投球内容を振り返っていた。
中日は、先発の柳裕也が3失点、2番手の橋本侑樹が10失点と、ピッチャー有利のこの時期にしては不安な結果になってしまった。明日、明後日も同一カードが行われる。
(どら増田)