問題となっているのは、新型コロナウイルスについて報じた際の一幕。日本ではこの10日間で感染者が増え、感染者数は1万人超。また、日本で最も早く感染が広まった北海道では、感染が収まったタイミングで緊急事態宣言の終了を道が宣言したものの、現在は第2波の感染が広がっている様子を見せ、鈴木直道知事が再び外出自粛を呼びかけていることなども紹介されていた。
これについて宮根は、「いち早く緊急事態宣言を出したんだけど、宣言が解かれて、そこからまたですから。やっぱりかなりしつこいウイルスなんでしょうね」と言いつつ、「いつまでもずっと、不要不急の外出(を避ける)っていうのはわれわれの中でも相当のストレスになるので、どこかで解除はしなきゃいけないんですけども」と外出自粛が強いストレスになっていると指摘。さらに、5月6日までとされている緊急事態宣言について触れ、「不要不急の外出を控えてください、人との接触を7割~8割(削減)にしてくださいっていう、われわれの中である意味ゴールが5月6日って思ってるんですが」と発言していた。
しかし、現状感染者数の増加が止まらず、多くの人が緊急事態宣言が延長されるか、もしくは解除されても不要不急の外出自粛要請は続くと考えている中で、宮根のこの発言には「誰もゴールと思ってない」「ストレス溜まるからって解除されたら今までやってきたことすべて無駄になる」「これを聞いて5月6日がゴールだと考える人が出てきちゃったらどうするの?」という疑問の声が多く上がっていた。
流行のピークを越えたと言われているアメリカでも、経済活動は段階的に再開され、自宅待機や休校などの制限の緩和・解除は3段階で進めるとされている。5月6日を過ぎた途端に不要不急の外出の自粛要請が解除される可能性は低く、宮根の楽観的な発言に困惑した視聴者が多かったようだ。