この日、小池都知事は遊興施設など、6カテゴリーについて営業休止を要請することや、医療・生活必需物資の販売施設には感染防止対策の協力を要請し、居酒屋含む飲食店は朝5時から夜8時までの営業を要請することを発表。また、要請に応じて休業する事業者に協力金の支払いなどを行うとしていた。
しかし、会見後に安藤は「会見をお聞きいただいてなかなか分かりにくかったと思うんですが、東京都では、大きかろうが小さかろうが、生活必需品を売る店舗については休業要請はしない、と」と解説。百貨店のような大きい店舗でも、生活必需品に限っては営業を認めると説明していた。しかし、安藤は「ただし、生活必需品とはなんぞよ、っていうところがまだ見えてこない」と小池都知事の会見を批判。解説として出演していた愛知県医科大学病院の三鴨廣繁教授も「疑問に思ったのは、高級鍋とか生活必需品になりますよね。鍋とかそういうのはどうなんだ」とこれに乗り、安藤は「下着だって生活必需品だから下着売り場はいいのか?」とツッコミつつ、「揚げ足取ろうと思ってるわけじゃないんですが、もうちょっと細かく言ってほしいなって思いました」と話していた。
しかし、この一連の発言に視聴者からは、「今更生活必需品がなにか分からないなんてあなたたちだけだと思う…」「鍋の心配って意味不明すぎる」「安藤さんはいますぐ下着が必要なの?毎日替えてるの?」というツッコミが集まっている。
「また、この日の小池都知事の会見については『分かりやすかった』という声もあったことから、安藤キャスターが『なかなか分かりにくかった』と評したことについて、『この期に及んでマウンティング?』『ちょっとでも批判しないと気が済まないのか』という呆れ声も集まっていました。『揚げ足取りではない』とした安藤キャスターでしたが、まさに揚げ足取りと感じた視聴者が多かったようです」(芸能ライター)
多くの人が買い物を生活必需品に限って外出自粛をしている中、そもそも生活必需品の定義について細かい疑問をぶつけた安藤に対し、多くの呆れ声が集まってしまっていた。