庄司は自身のギャグ動画と共に「ギャグつながれ!」とツイート。「#ギャグつなぎ」「#ふざけんなコロナ」とハッシュタグつきで、ペナルティ・ワッキーにバトンを渡した。当初、ギャグ動画を芸人が繋いでいく企画を発案したようだが、特に説明をしていたわけではなかった。しかし、彼の意図を汲み取ったワッキーが、Twitter上でギャグを披露。この繋がりを発端に、数日間で50人以上の芸人がリレー形式でギャグ動画をアップしている。
「霜降り明星・せいや、サンシャイン池崎、流れ星・ちゅうえいなど、吉本の人気芸人や他事務所の芸人が続々と参加したため、認知度も向上していきました。しかし、若手芸人や知名度の低い芸人も参戦するようになり、リツイート数も激減。当初は『廃れていくのでは?』と懸念されていましたが、とんでもない有名人が参加することになったのです」(芸能ライター)
大阪で活躍する漫才師の令和喜多みな実・ 野村尚平が、俳優の菅田将暉を指名。ネット上では「どうなるのか?」と話題になっていたのだが、菅田は臆することなくギャグを披露。「#ギャグつなぎ」「#ふざけんなコロナ」のほかにも、「#ふざけんな野村」とユニークなハッシュタグをつけて、フォロワーを大喜びさせた。
「この動きに感化されたエハラマサヒロは、『#細かすぎて伝わらないモノマネつなぎ』と題して、モノマネ芸人でリレーを開始。さらに、将棋界でも『#棋譜つなぎ』と題して、棋士が棋譜を掲載しています。世界に目を向けても、ナタリーポートマン、ペドロ・パスカル、ノラ・ジョーンズなど、世界的に有名な俳優たちが、ジョン・レノンの『Imagine』を歌う動画が公開されています。こういったネットを利用した動きは、さらに広まることが予想されます」(同上)
庄司の行動は、ネット上でも称賛され、「庄司めっちゃ凄い!!!偉い!!笑ってコロナの暗い空気吹き飛ばそう!!!!!」「ダウンタウンにもつながれ~」「ギャグつなぎめっちゃ楽しいけどなんだろ。感動もする不思議な感情が湧いてくる」といった声がある。芸人の「ギャグ」は、様々な人に勇気や希望を与えているようだ。