本作はアメリカドラマのリメイク版で、2018年に日本版の第1シリーズが放送された。法律事務所「幸村・上杉法律事務所」で働く敏腕弁護士・甲斐正午(織田裕二)がその相棒の鈴木大貴(中島裕翔)と共に数々の訴訟に挑んでいく――というストーリーだ。
新木優子や中村アンなど、前作の主要キャストの続演が決定している中、同じく前作でも出演した小手伸也の続演に対して、視聴者からは「不倫騒動起こした人出てるじゃん」「小手さんの演技好きだったのに、もう前みたいに楽しめない」という批判の声が集まっている。
小手と言えば、『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)、『連続テレビ小説 なつぞら』(NHK系)などのドラマや、映画や舞台、バラエティ番組でも活躍している俳優だ。本作のシーズン1では、ひねくれ者の弁護士・蟹江貢を演じ、コミカルな演技で注目を集めた。しかし、シーズン1放送から約1年後の2019年の10月に、週刊誌「週刊文春」(文芸春秋)にて不倫が発覚。週刊文春によると、小手は2017年1月にSNSを通じて女性をナンパし、男女の仲になったとのこと。その後、小手は所属事務所の公式サイトを通じて謝罪した。
批判の声の中には、「東出は自粛してるのに、どうして続演できるの?」「東出はめちゃくちゃ叩かれているのに、小手は割とすぐに復活している…謎すぎる」という疑問の声もある。今年の1月に女優の唐田えりかとの不倫が発覚した俳優・東出昌大は、不倫発覚後は放送中のドラマ以外、テレビ出演などの目立った活動はしておらず、不倫相手の唐田もドラマの出演シーンが全面カットになるなどの措置が取られていた。
一方で、小手は不倫騒動後の昨年11月放送の特別ドラマ「磯野家の人々~20年後のサザエさん~」(フジテレビ系)や、2020年1月放送スタートの深夜ドラマ「女子高生の無駄づかい」(テレビ朝日系)にも出演していた。
「“なぜ小出だけが許されたのか”に関して、SNS上では『小手は若い世代に人気だったけど、そのほかの世代からはあんまり注目されてなかったからかな?』『小手の不倫報道はあんまり拡散されなかったイメージだから』『小手は東出みたいに妻が有名な女優とかじゃないし、クセの強いキャラとか悪役とかのイメージが強いのが大きな要因じゃない?』『美人の妻を持つイケメンが若い女優をたぶらかすっていう東出と比べたら、小手はまだまだインパクトが薄いんじゃないかな』という考察の声が集まっています。さらに、『小手は2年前の火遊びのイメージだけど、東出が浮気してたのは3年間ぐらいだよね。この差も大きいと思う』という指摘もあります。」(ドラマライター)
果たして、小手は不倫騒動で降下した人気を取り戻すことができるのだろうか?本作での彼の活躍に注目したい。