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『24時間テレビ』開催宣言、特に批判が集まったワケ 人気アイドル感染の2009年新型インフルエンザ

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画像はイメージです

 毎年夏の恒例番組と言える『24時間テレビ:愛は地球を救う』(日本テレビ系)に関して、3月23日の定例会見において、小杉善信社長が「やらないといけないという使命感を持っている」と発言し、話題となっている。

 今年の『24時間テレビ』は、年末での活動休止を発表している嵐が全面的にフィーチャーされる可能性がある。ただ一部報道では、ジャニーズ事務所側が乗り気ではないとも伝えられている。
 何としても番組を放送したいテレビ局の強い意志が感じられるが、ネット上では「オリンピックですら延期なんだら、番組も休止でいいんじゃないの」「この番組の制作費用をそのままコロナ対策に寄付しなよ」「毎年マンネリな内容なんだから過去の再放送か総集編でいいっしょ」といった否定的な声が聞かれた。

 ただ、『24時間テレビ』以外にも現時点では、夏のロックフェスなど開催を前提にチケット発売が行われているイベントは多い。なぜ『24時間テレビ』だけが叩かれるのかと言えば、過去にも感染症絡みのトラブルを起こしているためだ。
 「2009年に日本では、新型インフルエンザが流行しました。通常の流行時期である冬ではなく、5月に日本国内での感染が初めて確認され、夏から秋にかけて流行したのです。この年も、8月に『24時間テレビ』が放送され、スタッフ、出演者は検温やマスク着用などの対策を行ったものの、パーソナリティーを務めた、当時NEWSのメンバーだった山下智久と錦戸亮が、放送後にインフルエンザを発症してしまったのです」(芸能ライター)

 当時、新型インフルエンザは猛威を奮っており、夏の甲子園などでも患者が発生した。『24時間テレビ』の生放送で、感染を起こしやすい長時間の密閉された空間を作り出した番組に、批判が殺到してしまったのだ。

 かと言って、今回「コロナ対策」として、観客とパーソナリティーが一体となる感動の空間が売りの番組が、「無観客」というわけにもいかないだろう。日テレ的には難しい舵取りを迫られそうだ。

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