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堂本光一『SHOCK』、再開発表から一転して公演中止になってしまった理由

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画像はイメージです

 KinKi Kidsの堂本光一が22日、東京・帝国劇場から、公演中止となった主演ミュージカル「Endless SHOCK」のインスタライブ配信を行った。

 同公演は先月4日に初日を迎えていたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で同27日、翌28日から今月10日までの公演を中止。その後も2度にわたって中止期間を延長した。

 感染症予防対策を講じた上で、20日午後6時の公演から再開を発表していたが、開演7時間前の同日午前11時に、公演が急きょ中止に。同午後8時に、31日までの全公演の中止が発表されていた。
 各スポーツ紙によると、公演中止を悲しむファンのために、光一を始め、キャストやスタッフの提案で、急きょ、インスタグラムの動画機能「インスタライブ」での生配信が決定。

 配信には、帰国する米国人ダンサーを除く全キャストが参加。オープニングでは、普段通りにキャストの名前や作品のロゴがステージ上の幕に映し出され、光一はKAT-TUNの上田竜也、元AKB48/NMB48の梅田彩佳、女優・前田美波里らとともに歌を披露してあいさつ。

 配信は2時間以上にわたったが、主なシーンごとに本番と同じ演技やダンスを一部披露するダイジェスト版。109年の歴史の中で、同劇場からのステージ演目の生配信は今回が初めてとなったというのだ。
 「ファンにとっては、“神対応”と呼べるような動画配信だったが、帝国劇場周囲の東京宝塚劇場を始め、東宝が運営する劇場は公演を再開している。しかし、なぜ『SHOCK』のみが中止になったかというと、国から帰国を命じられてしまった米国人ダンサーたちがいないと、演出面や流れ的に公演が成り立たなくなってしまったから。代役を立ててれば解決する問題ではなかったようだ」(演劇担当記者)

 中止はやむを得ない決断だったようだ。

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