イギリス・スコットランドに住む57歳の男性が、事故で股間を怪我したことで、勃起が収まらない症状に悩まされていると、海外ニュースサイト『METRO』と『Daily Record』が2月20日までに報じた。報道によると、男性は、2016年、職場で1.5トンのガラスが下半身に落下するという事故に遭ったそうだ。男性は骨盤の骨折や両足の怪我、尿道の破損などの大怪我を負い、少しずつ手術をして回復に努めた。
2018年、男性は怪我を負った部分の一つである男性器付近の手術をしたが、手術の合併症により、勃起不全になってしまったそうだ。男性は勃起ができないことで、この度、勃起不全の手術を受けた。手術後、勃起不全は解消されたが、今度は勃起が収まらない状況が続いていると言う。男性は病院に電話し、医師に自宅を訪問させ診察するよう求めたが、「担当医師は休暇中」だと言われ、訪問を拒否されたそうだ。
男性は『Daily Record』のインタビューに対し、「洋服がペニスに当たるだけでも痛いので、洋服も着られない生活が続いているんだ。私には9歳の娘がいるのに、勃起した父親の姿なんて見せられない。もう娘に会えないかもしれない」と答えている。
なお、男性の症状が医療過誤であるかどうかは分かっていない。現在のところ、男性が病院を訴えることは考えていないという。
このニュースが世界に広がると、ネット上では「勃起が収まらないなんて聞いたことがない。不幸が重なった男性はかわいそう」「医療過誤ではないのか。医師がすぐに再診察しないあたり、怪しい」「医師は男性を避けるために休暇と嘘をついたのでは」「お酒をたくさん飲んだら収まるかも」などの声が挙がっていた。
海外には、他にも、勃起が収まらない症状に悩まされた男性がいる。
アメリカに住む32歳の男性が、勃起が12時間続く症状に悩まされ、受診したと海外ニュースサイト『INSIDER』が2月21日に報じた。同記事によると、男性は痛みが伴う勃起が12時間以上続いたことで病院に行き、緊急手術を受けたそうだ。手術後すぐは、勃起が収まったが、手術から6時間後に再び痛みが伴う勃起の症状が出た。再度、手術をし、勃起は収まった。
医師によると、長時間の勃起が続いたのは、過去に吸った大麻が原因だという。男性は16歳と17歳の時に大麻を使用したことを認めている。しかし、同記事によると、大麻を吸うことで血管が拡張されるため、勃起が続くことはあるものの、4時間以上続くことはなく、10代で使用した大麻の影響が30代になってから現れることは非常に稀だという。同記事は、大麻以外の他の原因があるのではないかと指摘している。
ナイーブな部分の症状だけに、当事者は想像以上に苦しい心境だろう。
記事内の引用について
「Dad suffers permanent erection after op when 1.5 tonnes of glass fell on his groin」(METRO)より
https://metro.co.uk/2020/02/18/dad-suffers-permanent-erection-op-1-5-tonnes-glass-fell-groin-12259673/
「Glasgow dad stuck with permanent erection and in constant pain after penis op」(Daily Record)より
https://www.dailyrecord.co.uk/news/scottish-news/glasgow-dad-constant-pain-after-21516018?_ga=2.53434606.755293215.1583472240-1010525150.1574723078
「A man was hospitalized twice in 24 hours with a 12-hour erection, then a 6-hour erection. His doctors blame marijuana.」(INSIDER)より
https://www.insider.com/man-hospitalized-with-a-12-hour-erection-doctors-blame-marijuana-2020-2