さて、今週は5日の木曜日に川崎競馬場で「第66回エンプレス杯(JpnII)」がおこなわれる。
今回のメンバーを見渡すと、昨年のクイーン賞(JpnIII)を勝ったクレイジーアクセル、昨年の関東オークス(JpnII)を勝ったラインカリーナ、今年の報知グランプリカップ(SIII)で牡馬を相手に勝利したサルサディオーネと、有力馬のほとんどが逃げて良績を残してきた馬たち。厳しいペースになるのは必至で、本命には中団から後方で競馬をする馬を狙いたい。そこで白羽の矢を立てたのがアンデスクイーン。前走のTCK女王盃(JpnIII)では、メンバー最速の上がりを使って追い込み、一旦前に出たものの相手にしぶとく差し返されてハナ差の2着。勝ち馬とは斤量差が1㎏あってこの競馬だからやはり力がある。アンデスクイーン自身、今回がラストランということもあり、陣営は仕上げに抜かりなく、展開的にも向きそうで勝って花を添える。
相手本線は初ダートで未知の魅力たっぷりなパッシングスルー。昨年は牝馬クラシック戦線で活躍し、9月には紫苑S(GIII)を制覇した実力馬。今回が初ダートとなるが、きょうだいにはダートで結果を残している馬が多く、血統的に本馬も十分こなせる下地はある。となれば、芝の重賞勝ち馬だけに力は上位。あっさりがあってもおかしくない。
▲はプリンシアコメータ。
以下、ラインカリーナ、クレイジーアクセルまで。
◎(7)アンデスクイーン
〇(5)パッシングスルー
▲(3)プリンシアコメータ
△(10)ラインカリーナ
△(2)クレイジーアクセル
買い目
【馬単】6点
(7)⇔(3)(5)(10)
【3連複1頭軸流し】6点
(7)-(2)(3)(5)(10)
【3連単フォーメーション】12点
(7)→(3)(5)(10)→(2)(3)(5)(10)
(5)→(7)→(2)(3)(10)
※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。