☆サンジョアン
2020年3月1日(日)阪神第5R芝2000m戦に出走予定のサンジョアン。馬名の由来は「ポルトガルで行われる収穫祭。母名。母母名より連想」。牝、黒鹿毛、2017年2月8日生。栗東・角居勝彦厩舎。父ルーラーシップ、母サンビスタ、母父スズカマンボ。生産は新ひだか町・グランド牧場、馬主はヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン。愛馬会法人・ユニオンオーナーズクラブの募集馬で総額7000万円。母は14年JBCレディスクラシック(JpnI)や15年チャンピオンズC(GI)の勝ち馬。本馬はここ一年の成長が目覚ましく、馬体にボリュームが出てきたが、トモにはまだ緩さがあり、さらなる成長を期待させる。現時点でも、追い切りでは水準以上の動きを見せており、ポテンシャルの高さは疑いようがない。脚の回転が速い走法で切れを武器に活躍しそうだ。なお、鞍上は岩田康誠騎手。
☆ロードヴィクトリー
2020年3月1日(日)中山第4Rダート1200m戦に出走予定のロードヴィクトリー。馬名の由来は「冠名+勝利」。牡、黒鹿毛、2017年3月28日生。美浦・斎藤誠厩舎。父ロードカナロア、母シンメイフジ、母父フジキセキ。生産は新ひだか町・ケイアイファーム、馬主はロードホースクラブ。愛馬会法人・ロードサラブレッドオーナーズの募集馬で総額3780万円。母は09年新潟2歳S(GIII)や10年関東オークス(JpnII)の勝ち馬。半兄には芝・ダートで4勝を挙げているロードグラディオ(父キングカメハメハ)がいる。本馬は付くべきところにしっかりと筋肉が付いており、特に肩の筋肉には目を見張るものがある。肩は立ち気味で距離はマイル以下が合いそうだ。追い切りの動きを見る限り、切れる脚を使うタイプではなく、前目からしぶとく粘りこむ競馬が合いそうなタイプだろう。なお、鞍上はF・ミナリク騎手。
※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~」も担当している。