デーモン閣下は、厚生労働省の「上手な医療のかかり方プロジェクト」の大使を務める。壇上には白衣を着て登場し、気合いを見せたが、一方で、その白衣を指摘されると、「白衣で来てくれと言われたので着ただけ。(この仕事は)3回目になるんですけど、毎回借りて着ているんです。3回目になると買った方が安いというね……」と溜息を漏らして会場を笑わせた。
同プロジェクトは、医療のかかり方の改善に資する優れた取り組みを同省が表彰するというもの。デーモン閣下は表彰式のプレゼンターとして、受賞者にトロフィーを渡す大役を務めた。「上手な医療のかかり方大使」に就任したことについては、「日本の医療の危機的な状況を、みんなに知らしめなければならないと思ったから」と説明。「今日のような機会を通じて、その思いを皆さんに伝える機会になれば」と話していた。
(取材・文:名鹿祥史)