search
とじる
トップ > 芸能ニュース > 『トップナイフ』視聴率アップで好評の中、視聴者から不満が集まっているシーンとは

『トップナイフ』視聴率アップで好評の中、視聴者から不満が集まっているシーンとは

pic pic

広瀬アリス

 天海祐希主演の土曜ドラマ『トップナイフ-天才脳外科医の条件-』(日本テレビ系、夜10:00~放送)の第8話が2月29日に放送され、平均視聴率が11.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)であることが報道された。前回の第7話の平均視聴率10.6%からは0.4%のポイントアップとなった。

 本作は、林宏司氏による同名小説が原作の医療ドラマだ。東都総合病院で働く天才脳神経外科医の深山瑤子(天海祐希)が、病院に新しく赴任してきた外科医の黒岩健吾(椎名桔平)・小机幸子(広瀬アリス)・西郡琢磨(永山絢斗)の3人のまとめ役となり、医師としての苦悩や葛藤を乗り越えていくというストーリーだ。

※以下、ネタバレを含む

 第8話では、自分の麻痺した腕を他人のものだと感じてしまう「エイリアンハンド症候群」という運動障害を発症し、自分の腕を“若かりし頃の妻”と思い込んでしまう患者・前川(金田明夫)を幸子が担当することに。しかし、前川の妻・純子(原日出子)は、夫が現在の自分ではなく若い頃の自分に恋をしていることに複雑な感情を抱き、手術の同意書へのサインを拒否する。その後、論文で前川と同じような症例の緩和法を見つけた幸子は、少しだけ前川の症状を緩和させることに成功。純子に同意書のサインを求める。純子は断ったものの、最終的には同意書にサインをした。前川の手術後、彼に寄り添う純子を見て、幸子は「不思議ですね、人間って」「でも面白いです。ちょっと」とつぶやくのだった。

 視聴者からは、「幸子、はじめはウザキャラだったけど、今回はがんばってたね!純子さんに寄り添う感じがグッときた」「実技はあれだけど、得意の座学を生かしていく姿はかっこよかった」と、幸子の活躍に対する評価の声が集まっている。

 その一方で、なかなか話が進まないことや、手術シーンがほとんどないことに対し、視聴者からは「純子がサインする・しないで揺らぐシーンはちょっと間延びした印象。もう少しテンポよく進めてほしい」「トップナイフってタイトルなのに“ナイフ”使って手術するシーン全然なくてびっくり。もっと増やしてほしい」という不満の声も挙がっている。

 「本作は珍しい症例を扱いながら、医師たちの葛藤を掘り下げるというストーリーが好評です。しかし、その一方で、『今ひとつ』という声も集まっています。それは、手術シーンや緊急搬送シーンなど、医療ドラマで必ず盛り上がるようなシーンがないことが原因だと思われます。さらに、患者の葛藤を描いたものの、その後の様子が描かれていないことに対しても、視聴者から『症例は面白いけど、問題提起だけじゃなくて、リハビリの様子とか、救いのある“その後”とかも描いてほしい』という意見もあります。今後は、患者や医師の葛藤を描きつつ、手術シーンや患者のその後を織り交ぜて描くことが、視聴率維持の大きなカギとなるでしょう」(ドラマライター)

 次回の第9話では、脳神経外科医の部長・今出川孝雄(いまでがわ たかお・三浦友和)の妻がこの病院に転院するという展開となっている。果たして、手術シーンや患者のその後は描かれるのだろうか?今後の展開に注目したい。

関連記事

タグから探す


芸能ニュース→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

芸能ニュース→

もっと見る→

注目タグ