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「モズアスコットと同い年のソウルスターリング。Frankel父さんの血が騒ぎ出す年頃かも」 中山記念 藤川京子の今日この頃

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藤川京子

 私の中では、海外帰りの1戦目は凡走する法則があります。昔よりは、近年で見るとその傾向は薄れて来ている気がしますが、インディチャンプ、ウインブライト、ラッキーライラック、ペルシアンナイトと有力馬が海外遠征から帰国1戦目です。全馬が来ないと思えませんが、唯一ダノンキングリーだけが有力馬では遠征していません。しかし、前走のマイルチャンピオンシップでは、インディチャンプが1着で、ダノンキングリーは5着。その差は、0.4秒。その時は、ペルシアンナイトも3着で、最終コーナーから外に出した馬が馬券に絡みやすかったようにも見えました。最後迄、最内で走っていたのが敗因なのかもしれませんが、世代のレベル的な問題だった可能性もあるかもしれません。

 毎日王冠では、インディチャンプに先着して勝っていますが、斤量が58kgと54kgの違いもあり、同世代の皐月賞組の1、2着馬のその後を見ると、世代での差が大きいのかもしれません。そうなると、18,19年とこのレースを勝っているウインブライトが良く見えます。前走、海外遠征組の中でも1番レベルの高いレースで勝っています。前走の実績で言えばこの馬です。しかし、このレースを2年連続勝っている実績はありますが、斤量は56kg、57kgでした。そして、今回は斤量58kgで、前走はレベルの高いレースで勝った故に激走だったと思えば、本調子に戻る前の58kgは意外にキツイかもしれません。それは、4走前も香港GIのQE2世Cでも、この馬は勝ったのですが、その後の日本での2戦は凡走してしまっているからです。本調子ならこの馬だと思うのですが、結構しんどいと思います。

 そうなるとラッキーライラックは、昨年は53kgでこのレースでウインブライトと同タイムの2着で、今回は斤量55kgですが、ここ2戦はそれより重い斤量で、香港ヴァーズ2着、エリザベス女王杯1着です。負担は他の馬より少ないかもしれません。

 それと休みがちですが、ソウルスターリング。お忘れの方もいるかもしれませんが17年の優駿牝馬なんです。しかも、先週のフェブラリーSで勝った、芝ダートGI制覇のモズアスコットで話題のFrankel産駒で、同い年の6歳です。そろそろ、お父さんの血がまた騒ぎ出す年頃です。ここ2年連続で、斤量の軽い牝馬も馬券に絡んでいます。まさかの展開も有り得ると思うのです。

ワイドBOX 7ラッキーライラック、5ペルシアンナイト、4ソウルスターリング
ワイドBOX 1インディチャンプ、8ウインブライト、3ダノンキングリー

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