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「クラージュゲリエとドレッドノータスをどうするべきか」京都記念  藤川京子の今日この頃

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藤川京子

 クラージュゲリエは、3歳クラシックの皐月賞5着、ダービー6着。それぞれ期待以上の成績を残し、世代同士でも力上位の存在。昨夏に爪の病気にかかり、秋のレースを棒に振りましたので、今回はダービー以来の実戦になります。3歳春は目標のレースを使い、ローテには余裕のあるように見えましたが、若いうちに無理をさせるケースも多く、駄目になってしまうこともあるので、いい休養にはなったと思います。京都2歳Sの覇者で、菊花賞馬で有馬記念3着のワールドプレミアを負かしており、距離、コースともに問題なく馬場不問で条件は整っています。間隔が空きましたが、栗東CWで調整されてきて、最終追いで何とか態勢は出来た模様。相手も揃いましたが、買うなら人気を下げている今回かも。十分にやれる下地は出来ています。

   カレンブーケドールは、まだ重賞勝ちはないものの、オークス、秋華賞、JCとGIで2着3回のシルバーコレクター。その粘り強さは一線級のそれ。実績はこのメンバーの中では随一で、古馬の強豪が集うJCでは、最内枠を引き好位でレースを引っ張って、勝ち馬から0秒1差と度肝を抜かれました。8割程度のデキではあると言うし、馬場が渋ればやりやすいかも。今回はクロノジェネシスよりも1キロ軽い53キロ。ドバイへ向け負けられない一戦。

  クロノジェネシスは、クイーンCと秋華賞を勝っていて、桜花賞、オークスともに3着。秋華賞を勝っている京都コースも問題ないし、あとはテンションの高さをどれだけ制御して、自分のペースで走れるか。パワーアップした姿で主役の座を奪い取りにくると思います。

 問題は、ドレッドノータスです。前走は天皇賞秋で大敗しましたが、2走前の京都大賞典で、昨年の勝ち馬だったダンビュライトにも勝ったように、京都だけは好成績です。8戦して6戦が馬券に絡んで、内4戦は勝っているのです。京都で調子が良いと手が付けられません。16年のこのレースでも、前走が天皇賞秋で17着だった馬が勝っています。しかも、京都の実績馬で、昨年はこのレースで2着のステイフーリッシュもいます。
 一見すると、分かりやすそうなレースですが、結果は、意外な物かもしれません。

ワイドBOX 1カレンブーケドール、7クロノジェネシス、3クラージュゲリエ
ワイドBOX 1カレンブーケドール、8ドレッドノータス、5ステイフーリッシュ

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