カレンブーケドールは、まだ重賞勝ちはないものの、オークス、秋華賞、JCとGIで2着3回のシルバーコレクター。その粘り強さは一線級のそれ。実績はこのメンバーの中では随一で、古馬の強豪が集うJCでは、最内枠を引き好位でレースを引っ張って、勝ち馬から0秒1差と度肝を抜かれました。8割程度のデキではあると言うし、馬場が渋ればやりやすいかも。今回はクロノジェネシスよりも1キロ軽い53キロ。ドバイへ向け負けられない一戦。
クロノジェネシスは、クイーンCと秋華賞を勝っていて、桜花賞、オークスともに3着。秋華賞を勝っている京都コースも問題ないし、あとはテンションの高さをどれだけ制御して、自分のペースで走れるか。パワーアップした姿で主役の座を奪い取りにくると思います。
問題は、ドレッドノータスです。前走は天皇賞秋で大敗しましたが、2走前の京都大賞典で、昨年の勝ち馬だったダンビュライトにも勝ったように、京都だけは好成績です。8戦して6戦が馬券に絡んで、内4戦は勝っているのです。京都で調子が良いと手が付けられません。16年のこのレースでも、前走が天皇賞秋で17着だった馬が勝っています。しかも、京都の実績馬で、昨年はこのレースで2着のステイフーリッシュもいます。
一見すると、分かりやすそうなレースですが、結果は、意外な物かもしれません。
ワイドBOX 1カレンブーケドール、7クロノジェネシス、3クラージュゲリエ
ワイドBOX 1カレンブーケドール、8ドレッドノータス、5ステイフーリッシュ