しかも、万葉Sで勝った馬も、次のダイヤモンドSで一番人気からの7着で、流れがあまりよろしくない気がします。でも、前走は稍重だったし、長い距離の京都はそれなりの実績があるので、良い所も出てくると思います。
そうなると、サンアップルトンの勢いの方が良いのかもしれません。一応、中山で未勝利戦を勝ち、その後も中山2200m水仙賞も2着で、実績はあります。前走も左回りの東京ですが、好タイムが出やすいとは言え、悪くないタイムで2着で、3戦連続で馬券に絡んでいます。このレースの傾向は、近年は前で競馬をしている馬が馬券に絡みやすいようなので、いつもよりは、前で競馬をしてくれたらと思うのですが、メンバーを見渡すと、ノチェブランカの方が前で競馬をするかもしれませんので、こちらの方が残りそうな気がします。
しかし、近走の対戦で見ると、ノチェブランカは前走の中山2500mグレイトフルS斤量53kgで、斤量55kgのヒシヴィクトリーに先着を許しています。今回は両馬とも斤量が2kg増えて55kgと57kgなので、単純計算だと同じ結果になるように思えますが、57kgとなるとガクンと駄目になってしまう馬もいますので、55kgで実績のあるノチェブランカの方が持ちこたえやすいかもしれません。
ここで、先に述べたサンアップルトンは前走の早春S2着で、ヒシヴィクトリーの迎春S3着と比べると、斤量1kg増量のサンアップルトンの方が有利だと考えたのです。この推理が全くの的外れになる事も想定して、逆パターンに分けて、2通りの馬券を組み立てました。それと、ちょっと気になるのが18年のアルゼンチン共和国杯で、斤量51kgだったとは言え、3着の実績があるマコトガラハッド。その後に問題が発生して絶不調になりましたが、調子を戻しつつあるようにも見えるので、馬券に入れてみました。
ワイドBOX 6サンアップルトン、11ノチェブランカ、7ヒシヴィクトリー、
ワイドBOX 3タイセイモナーク、8カイザーヴェッター、10マコトガラハッド