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プロ野球選手会、巨人・原監督を揶揄? 「読売は内部で調整してないのかな」現役ドラフトを巡るSNS投稿に批判

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原辰徳監督

 出場機会に恵まれない選手の移籍活性化を目的とした現役ドラフトの導入を目指しているプロ野球選手会。その選手会の公式ツイッターに投稿された内容が、ネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。

 現役ドラフトについて、NPB側は先月22日に開かれた選手会側との話し合いの場で、“7月末~8月の間で実施”、“対象となるのは、各球団が支配下選手の中から選出した8名”、“各球団は対象選手の中から最低1名は指名する”といった内容の草案を提示。これを選手会側も前向きに検討していると複数メディアが伝えている。

 しかし、今月19日の『zakzak』(産経デジタル/電子版)では、巨人・原辰徳監督が13日に行われた12球団代表者会議の後、「今のままでは賛同できない」と前述の草案に反対の意向を示していたことが報じられた。

 20日にツイッターに投稿した選手会は、前述の該当記事へのリンクを投稿。同時に、「読売は内部で調整してないのかな」という文章を、虫眼鏡をのぞく絵文字も交えてツイートした。

 今回のNPB側の草案は、全12球団の意見を取りまとめた上で出されたもの。つまり、巨人を含めた各球団は草案にゴーサインを出したということになるが、その後になって原監督から“待った”がかかったことに、選手会側は「巨人はフロントと現場との間で意思疎通ができていないのか?」と疑問を呈したものと思われる。

 しかし、今回のツイートに返信する形で、プロ野球ファンからは「公式が特定の球団を名指しで貶めるのはどうかと思う」、「自分たちの愚策を反対されたら晒して煽るとか子供かよ」、「仮に巨人内部が揉めてたとしても、今の案が欠陥だらけって事実は変わらないからな」といった批判が殺到している。

 「NPB側の草案はドラフトにかける選手を各球団が自由に選択でき、獲得選手の出場機会確保も義務付けられてはいないため、選手会側には先月の報道直後から“戦力外選手の押し付け合いになりかねない欠陥制度を受け入れるのか”との反対意見も多数寄せられています。そのような背景もあってか、多くのファンは今回の投稿を草案に反対する原監督や巨人をやゆする投稿と捉えているようです」(野球ライター)

 21日午後16時半時点ではまだ投稿されたままとなっている今回の投稿だが、果たして今後削除などの対応がされることはあるのだろうか。

文 / 柴田雅人

記事内の引用について
プロ野球選手会の公式ツイッターより
https://twitter.com/JPBPA_Press

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