事の発端となったのは、政府の新型コロナウイルス感染症対策本部が16日に開催した会合を小泉環境相が欠席したことについて。小泉環境相に代わり、八木哲也環境政務官が代理出席していたが、同日、小泉環境相は横須賀市内で開かれた地元後援会の新年会に出席していた。
新型コロナ流行の裏で小泉環境相のこの行動が問題視されているが、そんな中、この日の『とくダネ!』でもこの問題を取り上げ、小泉環境相の行動の是非を議論していた。そんな中、小倉アナは「いま緊迫しているコロナのための会議ですから、閣僚が出ないっていうのはまずいと思いますよね」と批判。しかし続けて、「小泉さんは特に12日間の育児休暇を取ったばかりで、今回新年会にってことになると、『いなくていいんじゃないの』って声だって聞かれるかも分からないですよね」と、小泉環境相が取得したばかりの育児休暇期間に絡めて苦言を呈し、その後も「閣僚会議とか、閣僚が参加する委員会だとかはテレワークじゃだめでしょ」と重要な会議へのリモート出席を否定するような発言もあった。
この発言に視聴者からは、「育休全然関係ないよね?」「わざわざ育休と結びつけるのはマタハラになりかねない」「育児休暇取って新年会に出たらその人は居なくてもいい人ってこと?解せない」といった批判の声が集まってしまっていた。
小泉環境相の育休取得には賛否あったものの、これにより男性の育休取得の風潮がより広がることを期待していた人が多くいたのも事実。小倉アナの今回の発言が、「育休を取得した上で会議に欠席した」こととつながっていたため、視聴者から不信の声が多く集まってしまったようだ。