※以下、ネタバレ含む。
第6話は、奪われた3億円を取り戻そうと、由貴子(仲間由紀恵)が瞳(山田杏奈)に急接近。圭太(向井理)は竜二(渡部篤郎)から由貴子の情報と引き換えに手を組もうと持ち掛けられるが――というストーリーが描かれた。
主人公の行動のいい加減さがたびたび話題になっていた本作だが、今話も視聴者からのツッコミが相次ぐ一幕があった。
「圭太は奪った3億円を隠すため、自身が会社をクビになる原因となった施工会社の元社員に協力を依頼し、取り壊し前のビルをキープ。そこに菜七子(仲里依紗)を連れて行き、3億円を見せながら、『瞳のためならなんでもできる』などと話していましたが、ラストでは廃ビルのロッカーの中から、お金を隠していたバッグがなくなっているという展開に。圭太は『なんでここが分かったんだ、由貴子……』と呟いていましたが、視聴者からは、『どう考えても仲里依紗でしょ!?』『廃ビル入る時だって全然警戒してないし、盗まれるの当然だと思う』『警戒心ないし、人にはぺらぺら言うし、そりゃあ盗まれるよね』という呆れ声が殺到。登場人物の中で3億円をぐるぐる回しているだけの展開で、『全然ハラハラしない…』という声が集まってしまっています」(ドラマライター)
一方、少しずつツッコミを楽しみ始めた視聴者もいるという。
「主人公は行動が杜撰、由貴子はひどい母親、瞳はわがままな娘、と登場人物の誰にも共感できないドラマとしても話題になっていますが、そのダメっぷりから目を離せないという視聴者もいるようで、放送時はネット掲示板でのツッコミ実況が盛り上がる状態になっています。今回はお金の場所を簡単に他人に教えてしまったことや、由貴子がなぜか圭太を第三者に見張らせなかったこと、翼(松村北斗)に殺されかけたのにも関わらず、なぜか普通に圭太が連絡を取り合っていることなどがツッコミの対象になり、大盛り上がり。視聴者からは『ツッコミが楽しくなってきたわ』『イラつく通り越してツッコむのが面白くなってきた』という声が聞かれています」(同)
視聴率は低迷しているものの、ツッコミ作品としての位置を築き始めた本作。来週もツッコミどころ満載のストーリーに期待したい。