「10日放送の『バイキング』(フジテレビ系)では、早速この件を特集。専門家として、形成外科医で、慶應義塾大学医学部非常勤講師である麻生泰氏を呼んで解説してもらっていました。すると、坂上忍が開口一番、『(桃田選手はマレーシアから)帰国後、精密検査を受けて異常なしということで代表合宿に合流した』としながら、『これ(今回の骨折)は見落とされていたということなんですか? どうなんですか!?』と追及したのです。これが口火を切ったのです」(芸能ライター)
坂上の指摘に対し、麻生氏は「見落としたというのは考えにくい。今のCTは精密」と反論。「最初に受けた精密検査が、今回とは違って、脳の異常がないことを証明するためのものだった」と言及した。
だが、この後、東国原英夫がいきなりヒートアップ。
「だって、バドミントンのシャトル何百キロが飛んでくる、目が命なわけじゃないですか! 精密検査の時に画像も撮ってると思うんですよ。見落としたか、あるいはCTスキャンで分からない傷だったことも考えられますよね」と切り出し、「もし保存治療(眼球の運動などで手術しない方法)するのであれば、本人あるいはスタッフに絶対確認するはず。それがなかったというのは僕はどうも、医療ミスのような気がするんですよね」と糾弾したのだ。
彼の主張に麻生氏も「ミスとは言いづらい」「見逃すということはない」と困惑しながら真っ向否定するも、なおも東国原は「僕は見逃しということもある」「検査したのが所属の会社(NTT系列の)の病院だったから、文句があんまり言えなかった」とまで、想像力でまくしたてたのだ。
これには、SNS上で不満を覚えた視聴者も多かったらしく、「ムカつくので消す」「医療のこと何も分かってないくせに、桃田選手の眼窩底骨折について医療ミスだなんだって、東国原さんそこまで言うなら、しっかり眼科領域学んでから根拠をもって言ってくれませんか」「無責任極まりなく、一番腹立たしく、県知事を務めたと思えないような人間の発言」「専門家に一蹴されてたけど、本当に不快。それに金メダル金メダル、てうるさいよ」と憤りの声が挙がっている。
桃田選手はすでに手術に成功し、まずは1週間ほど入院する予定だという。今は静かに応援したほうがいいだろう。