問題となっているのは、新たに41人の新型コロナウイルスの感染が報じられた大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号について。現在横浜港に停泊しており、乗客乗員約3700人は新型コロナウイルスの潜伏期間とされる最大2週間、船内で隔離されると伝えられている。
『ミヤネ屋』では感染者への行動規制の是非なども取り上げていたが、そんな中、森永は「我々にとっても、感染している人が外に出ていって広がっちゃうっていうのは怖いんで」と言いつつ、乗客の情報収集について「テレビもNHKしか見られないって話なんで……」と言及。「『ミヤネ屋』見せてあげればいいと思う。そんなに難しくないと思うんですけどね」と話していた。
しかし、これにMCの宮根誠司が「おそらくね、これ分からないんですけど、船の中の部屋のランクによって、テレビがあるとかテレビがないとか、デッキがあるとか窓があるとか、ランクがひょっとしたらあるのかもしれない」と推測。これを聞いた森永は、「だったら、貧乏な人にもテレビを見せてあげて……。テレビをあげればいいのに」と発言し、宮根は慌てたように「乗れる人はたいがいお金持ちです!」とフォローしていた。
この森永の発言に視聴者からは、「貧乏人呼ばわりってどうなのよ…」「クルーズ船乗れるなんてかなり余裕のある人だろうけど、中には必死に貯めた人もいるだろうし。いろいろ失礼すぎる」「子ども達からプレゼントして貰って乗った方々もいると聞いたし、テレビでそんな事言われたら本当に悲しいよ」という批判が集まっていた。
実際にはクルーズ船全客室にテレビは完備されていると思われるものの、「地上波は映らない」という訴えも聞かれている。情報収集の手段をできるだけ増やした方がいいとの想いからの森永の発言だったが、一部乗客を「貧乏な人」呼ばわりしたことになり、大バッシングを呼んでしまったようだ。