問題となっているのは、新型コロナウイルスについて特集していた際の出来事。いまだ感染者が広がり続ける中、番組では対策として、アルコール消毒について紹介。アルコール消毒液の中でもエタノール含有率70~80%のものが効果的だといい、注意点としては、「30秒から1分かけて手のしわの間までたっぷりもみこむ」とのこと。新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスなど、アルコールが膜を破壊しウイルスにダメージを与えるエンベロープウイルスに効果的で、ノロウイルスなどのノンエンベロープウイルスには効果が望めないことを取り上げていた。
『ミヤネ屋』では、実際に街中でも多く見かけるアルコール消毒液のポンプ式のボトルを用意し、「できるだけたくさん取って30秒くらいもみこむ」と専門家が消毒の方法について紹介していたが、その中で宮根も実演しつつ、「これも(ポンプ)も下まで押した方がいいですね」とたっぷり液を取ることを推奨。コメンテーターとして出演していたモデルのアンミカが「よくちょっとしか出えへんところありますやん。そういうところは2回やった方がいい?」と質問すると、宮根は「自分の家だったら遠慮して少なくするけど、外やったり人のやつだったらいっぱい使った方がいいと思います」と発言していた。
しかし、マスクと同様、各地でアルコール消毒液も品薄状態となっていることもあり、この発言に視聴者からは、「品薄状態なのに自分のことしか考えてないのかよ…」「いま冗談言っていいときじゃないと思う」「みんな対策に真剣なときによくそんなに軽率なこと言えるね」といった批判の声や呆れ声が集まってしまった。
宮根は直後、「……家でも使わなあかんけど」と自身で自身の発言をフォローしていたものの、出演者たちも苦笑い。視聴者からもまた不信感を集めてしまったようだった。