その余波は作品にも影響しているのか、唐田が出演するはずだった作品は、ほぼ降板。東出に関しても、今クールのドラマ『ケイジとケンジ 所轄と地検の24時』(テレビ朝日系)の初回が視聴率12.0%(関東地区、ビデオリサーチ調べ、以下同)を獲得し、好スタートを切ったものの、第2話が9.7%とダウンした。ドラマの性質上、第2話は視聴率が落ち込むものだが、今回は不倫と関連付けられて視聴者が離れてしまったのでは、と推測するネットユーザーもいる。
そんな中、今後彼が主役級で活躍する大ヒット映画の続編の存続が危ぶまれている作品がある。それが、『コンフィデンスマンJP プリンセス編』(5月1日公開予定)である。
「こちらは、詐欺師連中から、様々な方法を使って金を騙し取る内容のドラマ。今回は映画2作目となります。すでに予告も映画館で流れていますが、本作のキャッチコピーが『だって、嘘がお好きでしょ。』。さらに、この予告で東出が女性を押し倒すシーンがあるため、失笑が巻き起こり、ザワついているとツイートする人もいましたね」(映画ライター)
また、今回の騒動とリンクする内容も作品内にはある。東出は“ボクちゃん”役で、主人公の一人。作中には「人を騙すのは悪い事だ」というセリフや、映画第一作で長澤まさみが「芸能界きってのおしどり夫婦は、本当にビジネスではないのか」と語ると、続けて東出が「運命の赤い糸はあるのか?」と問うシーンがあるなど、ツッコミどころが満載。運悪く、ドラマ版(フジテレビ系)がTVerで再放送が配信されているので、これから、そうした現実と作品をリンクさせるツイートも増えることは必至。さらに、彼が過去に出演したドラマ『あなたのことはそれほど』(TBS系)では、不倫をされる夫役であり、この作品に関しても「泥を塗った」という声もある。今後は、こうした出演作に絡めて揶揄されることも増えるだろう。
作品のファンの中には、「素直に楽しめない…」「下手したら公開自粛?」と恨み節や心配のツイートをつぶやく人もいる。不倫の代償はあまりにも大きいのだ。