1日に放送された『爆笑ヒットパレード』(フジテレビ系)では、「きょう何見ても笑えないと思います」、「チョリ~ッス!」、「(チョリ~ッスは)財産分与でもらった」など、離婚ネタ&元嫁ネタで返すことで爆笑をかっさらった。これらは、離婚発表直後の応急処置かと思われたが、正月明けに収録されたと思われる番組でも「チョリ~ッス!」を連発。しばらくは、同ネタで話題を引っ張ると思われる。
「藤本もプロの芸人ですから、離婚でイジられることは分かっていたはず。しっかり手土産を持って対応したことで、テレビマンや芸人からも好評を得ているようです」(テレビ誌ライター)
実は、離婚&元嫁ネタで息を吹き返した芸人は多い。明石家さんまは、女優の大竹しのぶと結婚してから、「つまらなくなった」と揶揄されていた時期がある。しかし、離婚してからは、トークで大竹とのエピソードに触れ、爆笑をかっさらった。離婚して数十年経つが、大竹絡みのトークは鉄板ネタとなっており、たびたび語られている。
また、同じく女優の藤原紀香と結婚した陣内智則は、自身の浮気が原因で離婚。世間から猛バッシングを受ける形に。それまで関西で朝の情報番組『なるトモ!』(読売テレビ)で主婦層のハートをがっちりキャッチし、「陣サマ」と呼ばれていたが、好感度は急降下。関東でブレイクし始めていた時だっただけに、大きな傷を負う形となった。しかし、『ロンドンハーツ』や『アメトーーク!』(共にテレビ朝日系)など、バラエティーで芸人からイジられることが多くなり、そのたび、陣内は「めちゃめちゃ浮気したんや!」と対応してきた。徐々に視聴者の信頼を勝ち取っていき、現在は問題なく芸人活動を続けている。
「さんま・陣内はもちろん、東国原英夫とかとうかず子や、井戸田潤と安達祐実など、嫁をネタにするも、どれも相手の好感度を落とすことはありませんでした。そこに笑いがしっかりあったからです。相手がどう思っているかは別ですがね(笑)」(同上)
藤本は、離婚した過去を持つ先輩&後輩芸人の後に続くことができるか? これからの活躍が楽しみだ。