太田は紳助氏の印象を「元気そうだね。逆に、前よりも本人も言っていたけれどもリラックスしている感じ、充実している感じがあって、ひょいっと出てくるのがいいね」と語った。現在はハードスケジュールをこなしている太田の立場であるからこそ、紳助氏が語った、「現役当時は、次の仕事までの待ち時間の暇は病院で待っている感じ」といった言葉に共感するものもあったのかもしれない。太田は続けて、「(芸能界の仕事を)やめてみたら、けっこう精神的に追い詰められていた」といったものもわかるのではとも語っていた。仕事で精神的に追い詰められてしまったのは、ナインティナインの岡村隆史などの例もあるだけに、太田も他人事ではないと考えているのだろう。
さらに、太田は「考えたんだけど、紳助さんYouTuberだったらアリなんじゃないか」と大胆な提案を行うも、田中が「紳助さんはやりたいかどうかは別で」とフォローすると、太田は「やりたくはないんだろうけどな」と、現在の立場をおもんぱかった。
動画内で紳助氏は、くりぃむしちゅーの上田晋也を「地上波を見てこいつおもろいなと思ったらパクってまう」例の一人として語っていた。上田を高く評価する紳助氏に太田は驚き、早朝5時に上田にメールを送ったという。数時間後に返ってきた返事は「それはいいプロモーションになりましたね」というものであり、素直に喜べない上田に太田は「なんだこの普段の上田のつまんなさは」と呆れた様子だった。
ネット上では「太田も共感するものがあるんだろうな」「YouTuberになった紳助は見てみたいかも」といった声が聞かれた。紳助氏の動画の反響は大きいと言えるが、同じ芸人として色々と感じるものが太田の中にはあったのだろう。