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『4分間のマリーゴールド』義姉に恋する主人公に「気持ち悪い」と拒否反応 菜々緒のミスキャストも原因?

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菜々緒

 福士蒼汰主演の金曜ドラマ『4分間のマリーゴールド』(TBS系、夜10:00〜放送)の第2話が18日に放送され、視聴率が7.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)であると報道された。初回視聴率10.3%からは2.5%のポイントダウンである。

 本作はキリエ氏による同名漫画が原作だ。人の死を予知する能力を持つ救急救命士の花巻みこと(福士)と、余命一年の義姉・沙羅(菜々緒)のラブストーリーとなっている。みことの義兄の廉を桐谷健太、義弟の藍を横浜流星が演じる。

 第2話では、同級生からいじめを受けている高校生の藍が「料理の師匠」として慕っている老年女性・和江(松金よね子)の死期が近いことを知ったみことが、死の運命を阻止しようと奮闘する。しかし、無念にも和江が亡くなってしまうという展開となった。

 視聴者からは「大切な人の死はいつ来るかわからない。残酷だけど、だからこそ一緒にいる時間を大切にしようと思った」「横浜流星の泣きの演技が上手すぎて号泣した…。間の取り方とか、悲しみを目で訴えてくる感じとか、本当に演技が繊細。もはや主役級」と感動したとの声が続出した。

 一方で、福士演じるみことが義姉の沙羅と仲睦まじそうにするシーンにも批判の声が集まっている。第1話では、みことと沙羅が夫婦に間違われるも、二人とも大して否定しなかったり、沙羅がみことを抱きしめたりといった姉弟らしからぬ行動が目立った。さらに、みことが遠くから沙羅をじっくりと見つめたり、彼女の死期が近い理由から沙羅に対し何かと干渉したり、沙羅と一緒に飼い犬の散歩に行ったりと、まるで恋人のように振る舞うシーンが描かれている。

 視聴者からは「幼い頃から一緒にいる姉を異性として見るとか気持ち悪い」「姉と弟があんなに仲いいのとか不自然すぎる。普通はもっとドライな関係になるんじゃないの?」との声が挙がっている。さらに、毎回ショートパンツで美脚を見せつける菜々緒にも、「男兄弟いっぱいいるのにその格好はありえない。はしたなすぎ」「誘惑してるのかな?」との指摘も。

 「原作ではみことと沙羅が絡むシーンが多く、2人の関係性が丁寧に描かれているのに対し、ドラマでは家族との絆や仕事に焦点が当てられているので、原作ファンからは「みことと沙羅の関係性がいまいち伝わりにくい。これじゃ“ただ美人な姉にうつつを抜かしてる弟”にしか見えない」との指摘もありあす。また、沙羅役の菜々緒の今までの役柄が“悪女キャラ”“女王様キャラ”が多かったため、「義理の弟でさえも誘惑する悪女しにか見えない」という声も挙がっており、「義理の姉を好きになるなんて気持ち悪い」と言われてしまう原因となっているのでしょう。

 作中で菜々緒演じる沙羅が毎回ショートパンツで登場することに対し、疑問や批判の声も集まっています。原作では沙羅の天真爛漫な雰囲気を演出させる要素でした。また、死期が近い人の細い四肢を見せることで、儚い雰囲気を出すといった意図もあるでしょう。しかし、菜々緒が脚を出してしまうと脚の長さだけが強調されて、儚い雰囲気が出ないのです。その結果、視聴者からは“単なる美脚アピール”として受け取られてしまっているのでしょう」(ドラマライター)

 放送前からミスキャストと言われていた菜々緒だが、果たしてその意見を覆すことはできるのだろうか。今後の菜々緒の演技に期待したい。

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