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“キレる50代”の事件続く 新幹線飛び降り、遮断機切断、夫をハンマーで撲殺…3人の共通点は

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画像はイメージです

 今月、中高年による異常な犯罪が相次ぎ、怒りの声が上がっている。

 まず、話題となったのが、14日に走行中の山陽新幹線から非常用ドア開閉装置を操作し飛び降り、線路に降りたとして新幹線特例法違反で逮捕された54歳の無職の男。

 その異常すぎる行動に怒りの声が上がったが、15日になりその動機が判明。男が乗った新幹線は東京発博多行きだったが、持っていた切符は東京駅に向かうもので、「慌てて乗ったら下りの新幹線だった」という趣旨の供述をしているのだそう。「乗る新幹線を間違えたから飛び降りて反対に向かう」と考えたのなら実に幼稚で短絡的だ。

 また、千葉県では13日、京成電鉄の踏切で遮断機の棒が切断される事件が発生。こちらも犯人は53歳の男性で、「遮断機が開かない状況に腹が立った」と話し、その動機については「正午に引き渡しの仕事があって急いでいた」などと供述している。

 この事件については、当日京成電鉄に人身事故が発生し、約30分も遮断機が閉まっていたことから、同情する声もあるが、遮断機を切り刻んでしまうことは、異常と言わざるを得ない。

 さらに、東京都でも55歳の無職女が、元夫が床の上で寝ていたことに腹を立て、頭をハンマーで殴ったうえ熱湯をかけて死なせる事件が発生。「ベッドで寝ろと言っても起きなかった」ことを理由に殺害しており、その短絡的かつ凶悪な行動に、戦慄を覚える人が続出した。

 いずれも50代中盤の人間による凶行に、「50代怖すぎる」「何を考えているのかわからない。近づきたくない」「異常すぎる」「短気で余裕がないんだな…」とネット民が批判の声を上げている。

 「50代はバブルの恩恵を受けた世代。世の中が浮かれていた時代を謳歌しており、そのノリでここまで来てしまっている。全員が全員ではありませんが、自分の主張が絶対で通そうとしてくる人間が多い。

 公共交通機関でのマナーの悪さや、理不尽なクレーム。これは若者よりも圧倒的に50代。『最近の若者は…』という声より、『最近の中高年は…』と嘆く人は多いですよ」(サービス業界関係者)

 「キレる50代」に気をつけたほうがいいかもしれない。

文 神代恭介

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