◎サマールナ
重賞やオープンで好走実績のあるカオスモス、モグモグパクパクらがそれぞれ58、57キロのハンデ…1600万条件とはいえやや背負わされた感は否めない。ともに斤量自体は問題なさそうだが、他が軽いので分が悪く映る。ダービー卿CTでカレンブラックヒルとクビ差、準OP降級ということを考えれば、優位は歴然だが、今回は思い切って切る。
狙いは3カ月ぶりを一叩きしたサマールナ。5歳牝馬ながら、格上挑戦の阪神牝馬Sで0.2秒差に健闘するなど、今年に入って格段に力をつけている。前走は、いかにも休み明けの競馬という感じで伸び悩んだが、一度使って型どおりに良化。この相手でハンデ53キロなら勝ち負けを見込める。
小回り函館で出遅れながら5着に追い込んだチャーチクワイアが適距離、しかも直線の長いコースに替わり不気味な存在。うまく脚をためることができれば、馬券圏内に大きく浮上してくるかもしれない。
オークス以来となる3歳馬マジックタイムも、52キロで適距離、しかも準OPからの始動となれば休み明けでも当然マークが必要だろう。
馬連 (4)→(5)(17)(18)
3連単 (4)→(5)(17)→(5)(17)(18)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。