最終追い切りで別掲の好タイムを叩き出したように、状態はパーフェクトに近い。休養前にここと同条件のクリスマスCを0秒5差突き放し、圧勝している確固たる実力の持ち主でもある。
しかも、破った相手は日曜日の小倉記念でも有力候補の1頭に上げられているニホンピロキース(昨年3着)。これを物差しに考えたら、タイキラファエロもまた実力は重賞レベルといえる。クリスマスCの後、1年5カ月(脚部不安)に及ぶ闘病期間がなかったら、今ごろは重賞ウイナーの仲間入りをしていたかもしれない大物だ。マイルで全4勝を挙げており、マイラーとしてのポテンシャルは高い(新潟で2戦2勝)。ハンデ57kgも能力に影響することはないし、先行抜け出しの勝ちパターンが決まる。
相手筆頭はハンデ頭のカイシュウタキオン。