桐谷は、昨年行われた『FIFAクラブワールドカップ』の中継キャスターを担当。年収102億円のスーパースター・クリスティアーノ・ロナウドが所属するレアルマドリードの試合中継のため会場を訪れ、「キャスターの大役をしっかり果たさなきゃ…」と緊張しながら乗り込んだエレベーターの中には、同じく試合中継に出演するさんまの姿が。
緊張した表情を見せる桐谷に、さんまが「桐谷!今夜、ロナウドに抱かれておけ」と言い放ち、エレベーターの中はとんでもない空気に。さらに、さんまは「日本代表のために、ロナウドのDNAゲットしてこい」と言い残し、去ったのだという。
さんまはこの発言について、「俺は真剣に言うたんや、ロナウドのDNAが日本のサッカー界に必要やっていうのは」と説明するが、北村弁護士からは「(さんまの発言は)完璧なセクハラですよ」と判決を下された。
番組を見ていたツイッターユーザーからは「ごめん、さすがに明石家さんまの『日本の未来のために、ロナウドのDNA入手してこい』みたいなセクハラ発言にはドン引き」「さんまが桐谷にした事をお茶の間が許容するのなら、日本は十分におかしいし、TVがそういう空気を作るのも許せないです」「あのさんまのセクハラ発言が、普通に生放送で笑いとして処理されてしまうことが腹立たしい」などなど、さんまの言動に憤りを感じている人の意見が多く寄せられた。
本心では、桐谷の緊張をほぐしてあげようとした可能性もある。しかし、今回の発言は北村弁護士も言っているように「セクハラ」にしか聞こえない。いくら大物芸能人とはいえ、そのような発言が続くと、テレビでの立ち位置もすぐに変わってしまうだろう。