2位に入った牧野ステテコにダブルスコアを越える201ポイントを獲得しての文句なしの優勝だった。同大会はM-1とは異なり、漫才やコント、ピンネタなどジャンル、そして、芸歴や人数も問わないスタイル。ゆりやんは最終決戦でドラえもんのパロディーネタを披露し、ニッチェやアジアンなど強力なライバルたちをも抑えた。
優勝を告げられた瞬間は、ただただ驚きであたふたし、MCのチュートリアル・徳井義実が「本当に泣いてるの?」とゆりやんの泣いているのか戸惑っているのか分からない表情にツッこむ場面も見られた。
しかし、会見に登場し、優勝が決まった瞬間の気持ちを問われると、「私の『ウケたい』とか『勝ちたい』とか『目立ちたい』っていう気持ちのためだけに、時間を割いて協力してくれた方々に感謝しています」と語り号泣。放送中こそ、ドキドキしていて実感が湧かなかったそうだが、スタッフの顔を見て、「思いが込み上げてきた」そうだ。
今回の賞品の目玉でもある「日テレ100%券」を使って出たい番組は、「恐れ入ります」と恐縮しながらも、「『さんま御殿』とか『ガキ使』とか『NEWS ZERO』とかですかね」と大胆にも大物が仕切る番組をチョイス。さんまやダウンタウンと大いに絡むゆりやんの姿が近々見られそうだ。
優勝の喜びを伝えたい相手は「一人には絞り切れない」と言い、「ここで大声を出すので、それを媒体様に発信してもらいたい」と記者たちにオファー。「優勝させていただきましたー! おおきにでーす! おおきにと申しまーす!」とボケてみた(?)が、掴みはイマイチのよう。
ゆりやんが大物たちの前で揉まれる姿を見守ろう…。