8月9日に開幕する「第96回全国高等学校野球選手権大会」のダイジェスト番組「熱闘甲子園」(ABC/テレビ朝日)の新キャスターに起用されることが決まった山本アナは、「本田翼に似ていて、かわいい」などとして、その人気が急上昇中だ。
「熱闘甲子園」といえば、キャスターは長島三奈というのが定番だった。長島は98年以降、休養中だった00年を除く、15年間にわたって、昨年まで同番組のキャスターを務めたが、この度卒業。代わりに抜てきされたのが山本アナと、元高校球児の三上大樹アナ(09年入社)で、野球解説者の工藤公康とともに、番組を進行する。同番組に新人アナが起用されるのは初めてのこと。
なんせ、研修期間の身の上とあって、テレ朝公式ホームページのアナウンサー一覧にすら、まだ載っていない山本アナは岡山県出身で、早稲田大学文学部卒業。中学、高校時代はバレーボール部に所属。2人の兄は高校球児だった。学生時代はファッション雑誌で読者モデルを務めていたと、もっぱらのウワサだ。ただひとりの同期生は、入社早々、TBS期待の新人・宇垣美里アナとの熱愛が報じられた慶応ボーイの草薙和輝アナ。
山本アナは「3人の中で私が高校球児と一番年代が近いので、その目線を大事にして、五感で感じたものを視聴者の方に伝えたい」と抱負を語っている。
女子アナ・ウォッチャーのK氏によると、「まだ、アナウンサーとしては海のものとも山のものともつきませんが、いきなり名物番組のキャスター抜てきには、テレ朝の期待の高さがうかがえます。ルックスは典型的なカワイイ系で、同じショートカットであることから、本田翼に似ているなどと評判になったようです。早くも、女子アナフリークの期待感も高いようですが、まずはお手並み拝見。チャンスをモノにできるかどうかは本人の腕と努力次第です」と語る。
山本アナには、この番組をステップに、大きくはばたいてほしいものだ。
(坂本太郎)