有馬記念は518kgと太め残り。直線はジリジリとしか伸びませんでしたが、2着馬から0秒3差で掲示板に載れば、サムソンのレースはできていたと思います。
この中間は動きも日に日に良くなっていて、最終追い切りでは好時計をマーク。動きは軽快で、いつものサムソンらしく重心を低くした大きなフットワークが目を引きました。
このメンバーなら59kgでもいきなりやってくれると思いますし、阪神の内回りコースも器用でしぶといサムソンの持ち味を生かすには打ってつけでしょう。今回は引っ張ってくれる馬がいますので、前を見ながら好位のいい位置でレースができそうです。
2000mは皐月賞勝ちに、神戸新聞杯2着と力でねじ伏せられる得意の距離。どちらも相手がドリームパスポートですから、レベルの高さは一目瞭然。GII戦ならレベルの違いを見せてくれることでしょう。成長したサムソンが、しぶとい二枚腰を披露します!