試合開始前、社長ことグレート小鹿の挨拶。先日亡くなったミスター・ヒト(安達勝治)を追悼するテンカウントゴングが鳴らされた。
休憩明けにはTAJIRIが挨拶に登場。横浜文体15周年大会への参戦を表明して場内は大いにヒートアップ。
そんな中で始まったセミファイナル、BJW認定タッグ王座トーナメント決勝戦。関本大介&佐々木義人vs.葛西純&“黒天使”沼澤邪鬼の初代王座をかけた一戦である。
試合はハードコアタッグマッチの名に恥じず、激しい場外乱闘から始まった。開始5分を待たず、全員が額から激しい流血。
試合の流れは、葛西・沼澤組の巧妙なイス使いに関本&佐々木が翻弄される。関本が叩きつけられたイスがぐにゃりと曲がるシーンは鳥肌ものである。しかしパワーで勝る関本&佐々木も負けてはいない。
しかし最後は、葛西がパールハーバー・スプラッシュからツームストンドライバー風に落としてフォール。初代王座を勝ち取った。
試合後のマイクで葛西は沼澤との対決を宣言。5・4横浜文体へのストーリーをつないだ。
(「新宿のフォレストガンプ」杉田透 山口敏太郎事務所)
参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou