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デスマッチ少なめでも出血大サービス! 大日本はビッグマッチ前でも手を抜かない(1)

 5・4横浜文体15周年記念大会を控えた大日本プロレス4/28後楽園ホール大会は、全6試合中デスマッチは1試合のみと控えめ。しかしたっぷりと流血を楽しませてくれる試合内容であった。セミファイナルとメインイベントの模様を中心に、二回に分けてお届けする。

 試合開始前、社長ことグレート小鹿の挨拶。先日亡くなったミスター・ヒト(安達勝治)を追悼するテンカウントゴングが鳴らされた。

 休憩明けにはTAJIRIが挨拶に登場。横浜文体15周年大会への参戦を表明して場内は大いにヒートアップ。
 そんな中で始まったセミファイナル、BJW認定タッグ王座トーナメント決勝戦。関本大介&佐々木義人vs.葛西純&“黒天使”沼澤邪鬼の初代王座をかけた一戦である。
 試合はハードコアタッグマッチの名に恥じず、激しい場外乱闘から始まった。開始5分を待たず、全員が額から激しい流血。
 試合の流れは、葛西・沼澤組の巧妙なイス使いに関本&佐々木が翻弄される。関本が叩きつけられたイスがぐにゃりと曲がるシーンは鳥肌ものである。しかしパワーで勝る関本&佐々木も負けてはいない。
 しかし最後は、葛西がパールハーバー・スプラッシュからツームストンドライバー風に落としてフォール。初代王座を勝ち取った。
 試合後のマイクで葛西は沼澤との対決を宣言。5・4横浜文体へのストーリーをつないだ。

(「新宿のフォレストガンプ」杉田透 山口敏太郎事務所)

参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou

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