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日本ハム球団 東京ドームでの主催試合で招待券バラまきの実態!

 日本ハムの本拠地といえば、札幌ドームというのが、すっかり定着している。03年まで、東京ドームを本拠地にしていたことなど、お忘れの方も、ご存じない方も多いことだろう。

 それでも、日本ハムは毎年、かつての本拠地で“古巣・凱旋興行”を開催している。昨季は7月と9月に計5試合を行った。今季はさらに増えて、計8試合を予定。内訳は4月24〜26日にロッテと3連戦、6月26〜28日に楽天と3連戦、9月4〜5日に楽天と2連戦。ただ今、楽天と3連戦の真っ最中だ。

 その東京ドームでの主催試合で、日本ハム球団が招待券を大量にバラまいていることが発覚した。確認が取れたのは27日水曜日の試合で、東京ドームがある水道橋のみならず、首都圏のコンビニエンスストアなどに、大量に配布されていたことが明らかになった。

 例年、日本ハムは東京ドームでの主催試合の集客に苦労している。その上、26日の楽天戦では1万4995人という今季の主催試合でワーストの観客動員数を記録してしまった。そのため、翌27日の試合では尋常ではない招待券がバラまかれたもよう。それが功を奏したのか、同日は2万7633人の観客を動員した。

 27日に観戦したという40代男性(埼玉県在住)は「熱狂的な野球ファンではありませんが、招待券が近所のコンビニに置いてあったので、無料ならと思って行きました。ただ、チケットを買ってまでとなると、巨人戦ならともかく、日本ハム戦では行く気にはなりません」と語る。

 どの球団も規模の大小あれ、招待券は配布しており、それ自体に問題はない。ただ、このように無造作に多くの人の目につく場所に置くとなると、球団のイメージも損なわれかねない。招待客で観客席を無理やり埋めても、決して球団にとっては有益なことではないだろう。
(落合一郎)

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