トップはTBS系のキャスターに起用されたSMAPの中居正広。中居は今回で夏冬通して6大会連続のキャスターとなり、本来なら1日200万円が相場だというが、コストの削減もあり160万円ほど。
中居に続くのは日本テレビ系のキャスターとして4大会連続の起用となった櫻井翔で130万円。それに続くのがフジテレビ系のキャスターをつとめるTOKIOの国分太一で100万円だという。
大会前後のリポートも含め、20日間稼働すると計算すれば中居が3200万円、櫻井が2600万円、国分が2000万円稼いだ計算になる。
ほかの主なキャスターはテレビ朝日系の松岡修造が80万円、テレビ東京系の荻原次晴と日テレ系の荒川静香が60万円、日テレの安藤美姫とTBS系の高橋尚子は50万円だというから、いかにジャニーズをテレビ各局が優遇しているかが伺えるのだが…。
「ジャニーズ勢でギャラに見合った働きをしているのは櫻井ぐらいで、選手にもきわめて低姿勢に接し、現場での評判がいい。中居はあまり冬期五輪の種目に関心がなく、悪いいい方をすれば“やっつけ”でこなしている感じ。国分はフジで『すぽると!』のキャスターをつとめているが、球場取材では積極的に自分から声をかけず、スタッフが選手をつかまえてお膳立てすることもあるようだが、今回も自分から積極的な取材活動はこなしていないようだ」(スポーツ番組関係者)
20年の東京五輪にジャニー勢が大量にキャスターを投入するという情報も浮上しているが、タレントのキャスターとしての適正をしっかり見極めて投入した方が良さそうだ。