内容は美人でもブスでもない中途半端な女子や、なぜだかモテない美人など、迷える女子たちの前に「ちょうどいいブス」が現れ、恋愛指南をするもの。山崎が2018年4月に上梓したエッセイ『ちょうどいいブスのススメ』(主婦の友社)が原作である。
本書は単なるエッセイ集ではなく、「ちょうどいいブスの定義」「恋愛ブスに陥らないために」「ちょうどいい恋愛テクニック」など、ジャンルごとに整理がなされている。さらに、「ブスかわいい」キャラでブレークを果たした尼神インター誠子との対談も収録されたお得な1冊である。本書が好評だったのか、相席スタート名義による恋愛指南書『恋愛迷路は気づかないと抜けられない』(ワニブックス)も11月に発売されている。ここへきて恋愛マスターとしての山崎に注目が集まっている。
「山崎はバラエティ番組『俺の持論』(テレビ朝日系)においては、『仮定ブス幸福論』を提唱し話題となりました。これは、自身の見積もりを下げてブスと仮定して振る舞うもの。そうすることで謙虚になれるといった姿勢を説くものですね。単なる芸人の放言としてではなく、実践的なテクニックとしても評価できるものでしょう。こうした部分に人気が集まっているのかもしれない」(芸能ライター)
ネット上でも「ドラマでもきっちり恋愛アドバイス仕様になってるようなので楽しみ」「彼女は早稲田の文学部出ているし、今後は書き仕事もイケそうだな」といった声が聞かれる。「ちょうどいいブス」キャラは、まさしく芸人として活躍するのにも「ちょうどいい」ものだったのだろう。