山里の突然の結婚に、古くから南キャンを応援していたファンたちは祝福の声を上げ「令和初のビッグカップル」として大きな話題となった。
さて、そんな山里亮太の結婚であるが、彼の結婚は意外な業界に影響を与えているという。それは深夜ラジオ業界である。
山里は現在、TBSラジオで深夜番組『山里亮太の不毛な議論』のパーソナリティを2010年から担当しているのだが、今回の山里の結婚によりTBSラジオの深夜帯番組「JUNK」(月〜金曜)のメインパーソナリティ全員が既婚者となったことがラジオファンの間で話題になったのだ。
パーソナリティの年齢も話題。現在JUNKのメインパーソナリティは爆笑問題のふたりが54歳、伊集院光が51歳と高年齢化が顕著であり、最年少である山里も42歳と数年前から30歳代のパーソナリティが皆無となっている。
その一方、JUNKのライバル的存在といえるニッポン放送の『オールナイトニッポン』はJUNKの高年齢化に逆行するかのように、お笑い芸人では三四郎や霜降り明星、俳優では菅田将暉など20〜30代の若手を積極的に起用。JUNKとは対照的なキャスティングになっている。
もともと2012年10月の時点でJUNKがオールナイトニッポンの聴取率を全曜日で追い抜いたことが話題になったが、それは昔の話。現在では若いラジオファンはJUNKよりもオールナイトニッポンのリスナーになる率が高いという。
「最近のYouTuberなどに顕著なのですが、最近の若い世代はテレビで見るタレントに友達のような親近感を求める傾向にあり、若い世代はおじさんのJUNKよりも、俳優やアイドルがいるオールナイトニッポンに親近感を抱いているようですね。あと、今の若い人はテレビもあまり見ないので、テレビで売れている芸人かどうかは関係なく、面白い番組と思った番組をradikoなどネットを使って聞く傾向が強いようです。しかもJUNKのパーソナリティは、山里さんはもとより、伊集院さん、爆笑問題の田中さん、バナナマン日村さんと、元アイドルやアナウンサーと結婚している「勝ち組」ですからね。未婚者の多い若い世代には異次元の話でピンとこないのではないでしょうか」(某週刊誌記者)
そろそろ深夜放送もキツくなってくるであろう40代。王者のTBSラジオもニッポン放送を見習うべきところはあるのではないだろうか。