同ドラマは、篠原演じる平凡な主婦だった主人公が、一念発起して市議選に出馬し、見事に当選。市政や社会の悪と対決する痛快政治エンターテインメント。
本来、10月16日に放送スタートの予定だったが、政治や選挙が絡むストーリーだけに、同22日が総選挙の投開票にあたったため、初回放送が同23日に変更。その初回も、プロ野球中継の延長により放送開始時間が大きく遅れる不運に見舞われてしまった。
その結果、視聴率は9・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)で2ケタにすら届かず。第2話は7・1%にまでダウンしたが、第3話はやや回復して7・5%だった。
「主役は篠原ですが、裏の主役とされているのがNHKの大河ドラマ『おんな城主 直虎』や『カルテット』(TBS系)で大ブレークした高橋一生。篠原演じる主人公と同期で当選した市議役ですが、初回のオープニングシーンは高橋演じる役がデリヘル嬢を呼ぶシーン。初回はシャワーシーン、第2話はベッドシーン、第3話はケーキの生クリームをなめる、と女性ファンにとっての“サービスカット”をふんだんに盛り込んでいますが、残念ながら視聴率アップにはつながっていません」(テレビ局関係者)
さらには、いつの間にか政務活動で、主人公に高橋の役が同行することが増え、まるで“相棒”のような存在になってしまった。
「今後は、デリヘル嬢との関係がバレて一大スキャンダルに発展するようですが、事実上、その回は高橋が“主役”になりそう。その回でさえ視聴率が上がらなかったら、もはや打つ手はなさそうです」(同前)
必然的に篠原の出番は減って行きそうだ。