『ウィ・プレイ・フォー・ジャパン』と名付けられたこの製品は、5ドル(約400円)の商品代に加えて3.99ドル(約320円)の送料、そして60セント(約48円)の税金で販売されている。
日本の地震と津波被害者への義援金を募るために販売されていたにもかかわらず、利益を上げるために送料を高く設定したとして今回ガガが訴えられることになった。
ガガのウェブサイトには全ての収益金が日本の被災者に送られると説明されていた。
ミシガンを拠点とする1-800ロー・ファームのアリ・クレスチ弁護士は、「レディー・ガガを訴えたのは、募金は単純にチャリティーの真の目的のために使うべきであるという、彼女の責任を明確にするためです」と語る。
弁護士はガガの代理人に連絡を取ったが、売り上げのうちどのくらいの金額がガガに「留保されている」かについてのコメントは避けられている。
また同弁護団は、「セレブとミュージシャンとしての力を使い、虚偽の理由の下に人々から金銭を巻き上げることはとにかく間違っています」「裁判で被告人と連絡を取ろうとした際、『いくらかはこちらで留保されていますが、いくらかはわかりません』という返事でした」「もし寄付金が被告人のポケットへ入るのではなく、正しく使われるのであれば、私達の努力は報われていると思います」とコメントしている。
ガガは現在もウェブサイトでリストバンドの販売を続けているが、アメリカ各州の消費者保護法に違反しているといわれている。さらに一部のファンは、リストバンドを未だに受け取っていないと苦情を訴えている。