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2016年新春 NMB48藤江れいなインタビュー(完全版)

 2015年4月にNMB48、チームMのキャプテンに就任した藤江れいな。AKB48に4期生として加入した彼女がNMB48へ移籍して、この大役を任されることになった。AKB48に加入した時の年齢は13歳であった彼女は、いまやチームを引っ張るキャプテンにまで成長した。そんな藤江れいなにインタビュー。話を聞いた。

 −−まずは昨年、大きなニュースといえば、NMB48のチームMのキャプテンとなったことですね。

 山田菜々ちゃん(チームMの元キャプテン、現在は卒業)が、卒業を発表した後に、一緒にご飯を食べに行ったのですが、「もし、れいにゃん(藤江)がキャプテンになったらどうする?」と聞かれました。「私はキャプテンとかするタイプではないし、私じゃないかな」と答えていたのですが、菜々ちゃんが卒業する公演で、まさか私が指名されました。ただ、キャプテンになってみると、ファンの方に、“れいにゃんはキャプテンになるべき人だったんだね”とも言って頂きました。というのも、チームMのキャプテンは代々、なぜかポンコツがなると言われていまして…。褒め言葉なのかはわかりませんが(笑)。

 −−藤江さんは、ポンコツなんですか?

 自分では、そんなことはないと思っているのですが…発言することを間違えたり、文章を書いた時の誤字であったり…。そんなところがポンコツと言われていると思うんです。ただ、そもそもチームMは、個性豊かなメンバーばかりなので、この中で誰がキャプテンになるかと考えると、結構難しかったと思います。菜々ちゃんとキャプテンの話をしていた時には、私は、まおきゅん(三田麻央)を推薦していました。

 −−今まで様々なチームに所属していた藤江さんから見て、理想のキャプテンといえば、誰になりますか?

 色々なキャプテンの背中を見てきましたが、もう卒業してしまった秋元才加ちゃんは、本当にずっと尊敬しています。怒る時はしっかり怒ってくれるし、褒めてくれる時は褒めてくれるし、チームをよくするために、自分の事よりも先にチームのことを考えている姿は、やっぱりキャプテンだなって思いました。

 −−キャプテンになったことで、変わったことは?

 チームでは最年長ということもあり、メンバーから相談を受ける機会が増えました。

 −−2014年の新春にリアルライブ編集部でインタビューをさせて頂いた時に、後輩がたくさん増えたので、「これからの目標は相談されるようになること」と話していましたよ。

 ああ、言ってたかも! 実現できましたね。人間って変われるものですね(笑)。メンバーとのコミュニケーションは大切にしなければいけないと思っているので、もっともっとひとりひとりのことを理解できるようになれたらいいなと思います。

 −−NMB48は、バラエティが得意なグループと言われていますが、藤江さんもバラエティは得意になりましたか?

 大阪だから、NMB48だから面白くしなければいけないという空気感が困ってしまうのですが…。そういう面に関しては、チームMに得意なメンバーが多いので、まかせようと思っています。チームMでは村瀬紗英ちゃんが面白いんですよ。クールビューティーなイメージで、あまりバラエティ的な面を見せないようで、たまに発する言葉がすごく面白いんです。もっともっと、そんな面を見せて欲しいですね。私は、ちょっと見せることができないので(笑)。

 −−チームMのことで言えば、NMB48の13枚目のシングル「Must be now」では、チームMから誰も選ばれなかったことが悔しかったと自身のツイッターで綴っていましたね。

 ダンス選抜ということですが、チームMにもダンスが上手いメンバーはいるんです。チームMから誰も入ることができなかったということはすごく悔しかったです。でも悔しいからこそ、チームMの公演で「Must be now」を披露する時は、「どのチームよりもかっこよくやろう」とみんなで決意しました。

 −−大阪では一人暮らしということですが。

 今まで一人で行動することは苦手だったのですが、一人で買い物もするし、一人で映画も見るし、一人でカラオケにも行くようになりました。ただ、洗濯や料理など家事は苦手なんです。実家に帰ると、「悪いなあ」と思いながらも、溜まった洗濯物をキャリーバックに入れて持って帰って洗ってもらうこともあります。洗濯は、干すまではいいのですが、畳むのが苦手なんです(笑)。

 −−NMB48以外でも、2015年の個人としてのお仕事はどうでしたか?

 出演させて頂いた映画「ベトナムの風に吹かれて」が公開になって、もともと予定していた映画館よりも、公開規模が大きくなりました。これだけ愛される作品になっているのは、とてもうれしいです。ファンの方にも握手会で、「れいにゃんが、あんな豪華な方々の中にいると思ったら、観ている時に泣いちゃったよ」と言ってもらえました。もっともっと様々な作品に出演できるように、頑張りたいと思いました。

 −−2016年に、ぜひやってみたいことは?

 チームMとして、まだ叶えることができていないのが、私が育ってきたAKB48劇場での遠征公演です。チームの知名度を広めていくためには、大阪だけではなく、いろいろなところで、チームMの魅力を知ってもらいたいんです。また、私が育ってきた場所をメンバーにも見せたいという思いもあります。あとは、チームMのメンバーである木下百花と仲良くなることです(笑)。

 −−ちなみに、NMBへ移籍した当時は、木下百花さんが心を開いてくれないと話していましたね。目標は一緒にご飯へ行くか、その前に2ショットの写メを撮るかと話されていました。

 あれ以来、特に進歩はなく…(笑)。2ショットの写メが難しいならば、映像におさめようと考えました。これならば絶対に写せるぞと思ったのですが、動くスピードが速すぎて…。(木下百花の)顔が一切写りませんでした。すでに1年半経過したのですが…まだまだです。ただ、私はあきらめるつもりは、まったくありません! もっとガツガツいきたいですね。

 −−それでは、チームMのメンバーで仲が良いのは?

 れいちぇる(中野麗来)です。まだ16歳なのですが、大阪でのオフがあった時は、誘ってご飯に一緒に行ったりします。ももちゃん(木下百花)は誘っても、「藤江さんとは、ちょっと…大丈夫です」みたいな感じで断られるので(笑)。

 −−AKB48の4期生として加入して以来、2016年で10年目になりますね。10年間で、変わったことは、どんなことだと思いますか?

 まず、AKB48に加入する時って、正直、私はAKB48のことを知らなかったんです。でも、今では多くの方に知って頂いているグループになれたことは、本当にうれしいです。それに、みんなに“くそガキ”と言われていた私でしたが、まさかキャプテンになっているという変化には自分のことながら、考えてみると驚いてしまいます。

 −−ちなみに、この10年間で多くのメンバーを見てきたと思います。そんな中で、チームMで、アイドルとしてスゴいと思えるメンバーはいますか?

 やっぱり、最近、注目されている、みるるん(白間美瑠)ですね。“ザ・アイドル”です。顔も完璧ですし、スタイルもいいし、モデルさんとかにチャレンジしても、絶対に女性にも人気が出ると思います。

 −−もちろん、藤江さんも負けるわけにはいきませんね。

 そうですね…。もちろん、もっと上に行くことはうれしいことですが、NMB48全体として考えた場合、私としては、現状維持…ですかね(笑)。現状を維持することって、とっても難しいことだと思うので。若い子はすごい勢いで成長しますし。まあ、自分も一般的に見れば若いんですけどね。NMB48に入って、選抜メンバーにも入れてもらえる機会もあり、AKB48の時には経験できなかったことを経験させて頂いています。そんなNMB48のためにも、ずっと支えて下さっているファンの方や、チームにもっと貢献できるようになりたいです。

 −−これまで迷わずに参加を表明していた総選挙ですが、2015年は参加を悩んだようでした。2016年の総選挙はどうですか?

 まだ考えていません。ファンの方に、「総選挙に出て欲しい」という声が大きかったら出馬しようと思います。総選挙は全員参加というわけではないので。総選挙では新しいメンバーが入ったり、順位の入れ替わりがある中で、毎回、ほぼ同じような順位を頂いていることは、とてもうれしいことです。ただ、自分だけの決意だったら…決してプレッシャーに強い方じゃないので、出ない可能性が高いと思います(笑)。

 −−最後に2016年の意気込みを改めてお願いします。

 2016年5月で活動をはじめて10年目に入ります。チームとしても個人としても、もっともっと充実した年にします。

「girls! vol.46」(双葉社)
2016年1月8日発売
藤江れいなが裏表紙で登場

【画像特集】NMB48 藤江れいなインタビュー写真
http://npn.co.jp/photo/detail/2848/

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