「オレと寝技で勝負出来るのか!?」。ライト級の新鋭として注目が集まる北岡が吠えた。
この日の公開練習でもタックルに来る相手を潰してフロントチョーク。さらにはグラウンドに引きづり込んでのヒールホールドなど徹底して寝技の確認を行った北岡。打撃中心のシャファー戦に向けても、スタンドの練習は一切なし。ひたすら寝技の動きをチャックした。
北岡の頭にはスタンド勝負のプランは一切ない。「全く打撃に付き合わない?たぶんそうなる」とサラリと言ってのけたかと思えば「自分の得意なことを押し通す」。さらには「僕にとっては等身大の相手。彼はK-1MAXでスポットライトを浴びたかも知れないが、今度は僕の番」とシャファーを踏み台にすることまで宣言した。
戦極での最終目標にライト級の雄、五味隆典との対戦を誓う北岡にとってシャファーは通過点でしかない。得意のビッグマウスもさえわたる北岡が戦極という新たなステージで輝きを放ちそうだ。